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見せる事と魅せられる事

#Instagram
#自撮り

昨今インスタ映えという言葉がある様に
老若男女プロアマ問わず表現者になれる時代

表現力が糧を産み表現力が名を売る時代。

昔はオーディション番組等から
芸能界デビューが王道であった物が
今はSNS投稿からデビューが主流。

誰も彼もが夢想家、一攫千金を求めて、
少しでも映える画像や動画作りに躍起。

最近はインスタ映えや動画映えする本や
動画投稿もあり其方も大盛況である。

然しその反面玉石混交で見る側の目も
肥え、その中で如何に目立つかが
大きな鍵になってくると思われる。

之迄のやり方では目を惹く事は困難、
さりとて奇を衒い過ぎてもドン引き。

私自身も心理職故に多くの理解を
クライアントに与え心理疾患改善の為
昔から映像制作には力を入れている

その際に私が気をつけている事がある。

其は見せる事より魅られる事を主眼と
する事である。

言葉を変えれば魅せるより魅入らせる事

これは単なる言葉の違いだけではなく、
視点の違いが一番大きな点である。

つまり主観と客観の違いである。

見せる事は主観、見られるは客観である、
人は前者は簡単だが後者は困難である、

何故なら自己視点は得れても
他者視点は中々得にくいからである。

故にSNS投稿の大半は前者寄りになる
所謂プロの投稿でも前者寄りが多い。

然し本当にカウント数や読者数獲得を
得たいと思うならば後者を選択すべき

その為には見られる側の心理を考察して  投稿しなければならないと私は思う。

随分昔未だ今程SNSが流行ってない時代 
私の元に一人の芸能人が訪ねてきた。

氏は今のSNS隆盛を先読みしており、
如何にして注目を得るかを考えていた。

其処で心理の専門家の意見を聞きたいと
私に白羽の矢が立ったと言う訳である。

何故なら彼のマネージャーが
私の元クライアントだったからである。

私は先の話をお話し彼も迚も理解を示し
早速試されたご様子であられた。

だがやはり時代が少し早すぎたのか、
余り注目を浴びる事なく彼は失意のまま
芸能界を去る事となった。

然し、その後実業家に転身し
我が技法を用いて財を成した。

彼は芸能人より経営者向けだった
と言う事なのだろう。

今はもう子供に代を譲り
悠々自適の生活を送っているという。

私からすれば、羨ましい限りである。


 

 

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