『劇場版 鬼滅の刃』に学ぶ日本型ガバナンスの課題
年末に、劇場版「鬼滅の刃~無限列車編」を観てきました。ストーリー、映像、音楽、演技いずれをとっても非常に高いクオリティで、歴代最高興行収入を達成したのも納得の素晴らしい作品でした。
他方で、鑑賞後、ずっと引っかかっていた点がありました。それは、主人公達が所属する「鬼殺隊」のガバナンスの在り方に関するものです。私には、この「鬼殺隊」という組織に、典型的な日本型ガバナンスの問題点が詰め込まれているように思えてならず、この点をきちんと批判的に検証することこそが、今の社会に必要だと