見出し画像

2018/8/11(土)19:00〜『「百年の孤独」を代わりに読む』を読む ーー『「百年の孤独」を代わりに読む』読書会

↑申込みはこちらから↑

“ガルシア=マルケスがなくなった2014年の春、私はふと『百年の孤独』を代わりに読もうと思い立った。もちろん、冗談として。”

このようにして始まる『「百年の孤独」を代わりに読む』は、文字通り『百年の孤独』を代わりに読み続けた、4年間の代読?の記録。
今回、この独創的な本書の読書会を開催します。

すでに本書をご存知のかた。タイトルだけでピンと来たかたは、申込みへ。

「代わりに読む」ってなんだ?とお思いのかたは、これからの文章にお付き合いください。

少しだけ本書の解説をしています。(イベントの概要だけ確認したいひとは★★★とあるところまで飛ばしてOK!)

なお、本書は文学フリマで発表されたリトルプレス(ZINE)であり、購入できるお店が限られます。
購入する時間の取りづらいかたへ、本書が読書会前に事前送付されてくる購入プランもご用意しました。
事前にH.A.Bookstoreでも販売しております。当日、双子のライオン堂で買ってもいいです。

「代わりに読む」を読む。あるいは「代わりに読む」を代わりに読む。

「海老名は絶対にいやーー!!」。
1991年のドラマ「それでも家を買いました」の印象的なシーンから始まる、第一章。
90年台のドラマと『百年の孤独』になんの関係があるのか。あるか、ないかにかかわらず、
本書が関連書籍の紹介や読み方を噛み砕いてていねいに説明した「副読本」や「教則本」の類、
あるいは、「あらすじまとめ」といったような本ではないということは、伝わると思います。

では「代わりに読む」とはなにか。

“『百年の孤独』を「代わりに読む」にあたり、なんとなく決めていることがある。(中略)
・冗談として読む
・なるべく関係ないことについて書く(とにかく脱線する)
ということだ”(本書P13)

これが本書のルールであり、読み物としてのおもしろさ。
エッセイ、あるいはひとつの小説のように読み進めることが出来ます。

読書会なので、案内文でいろいろ言うのは避けますが、
つまるところ、これは「極めて個人的で奔放な読書記録」であり、
それはすなわち「読書会」であるとも言えるのではないでしょうか。
つまり、『「百年の孤独」を代わりに読む』を読む、とは『「百年の孤独」を代わりに読む』を「代わりに読む」行為とでもあるといえるわけです。この入れ子構造!

他の本を「代わりに読む」

さらに読書会では、著者の友田とんさんと一緒に、
「他の本を代わりに読むとしたら、どうなるだろうか」
「代わりに読んでみたい(もらいたい)本は?」
といった、ざっくばらんな意見交換もしていきたいと思います。
(もちろん、事前に用意しておく必要は必ずしもありません。その場の流れの中でお話できれば)

「代わりに読む」という感覚がなんだか、混線しそうな一夜。
まだ企画しただけですが、読書の一端がアップデートできそうな気がしています。

奮ってご参加ください。

★★★

【イベントの流れ】
①自己紹介
②主催者による課題本の紹介
③一人一人感想を数分話す
④フリートーク
⑤まとめの感想

***************************
日時:2018年8月11日(土)19:00~20:30(途中参加、退場OK)
場所:双子のライオン堂 書店
住所:東京都港区赤坂6-5-21 101
参加費:事前支払1100円、当日券1300円、書籍付券2396円
共催:H.A.Bookstore、双子のライオン堂
***************************
※キャンセルの際はご連絡をお願い致します。

登録が面倒な方は、「お名前」「参加人数」を primer(at)liondo.jp までお送りください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?