2024年3月 運用成績

年初来比:+18.39% 
月次:+3.16%

【主な日本株】 
2982 ADWG   10.33%(損益率)
5186 ニッタ   76.04%
5631 日本製鋼  5.64%
5901 東洋製罐     14.37%
7014 名村造船  50.9%
7167 めぶきFG    7.02%
8015 豊田通商  26.49%
9509 北海道電力 4.63%

【新規購入】2982 ADWG
・PER:8.2倍
・PBR:0.75倍
・利回り:3.37%
・売上高・営業利益・純利益ともここ数年で右肩上がりで成長しており、ROEは2024年度は9倍を超えており収益性も良い。そのうえ割安であるため、結構な枚数を購入。
・ビジネスの柱は不動産販売だが、ただのフロービジネスではない。購入した中古賃貸マンション・オフィスをバリューアップして販売する過程で、売却まで得られる賃料収入や売却後のPM収入、保守・修繕事業なども手掛けている(ストック型フィービジネス)。つまりは不動産販売残高が積みあがったとしても賃料収入が代わりに増えるため安定収益源としても機能している(参考)。
海外投資家による日本の不動産投資は今後も伸長する可能性。特に中国経済リスクから日本の不動産を投資として購入する中国人もますます増えるのではないかと個人的には思う(参考
社長の人柄がよさそうに見え、立派な方という印象(参考)。また社会貢献としてまっとうなことをしている印象(日本画賞)。
懸念はマイナス金利政策が解除されたことによる長期金利の上昇
・また有利子負債倍率が2.03。自社株買いはやりにくい印象。

【新規購入】5631 日本製鋼
・PER:17.8倍
・PBR:1.50倍
・利回り:1.78%
・割安ではないが、近年は売上高・営業利益・純利益とも基本的に右肩上がりで成長しつつあり、後述するいくつかの理由で今後も大きく成長すると考えたので少し購入(1枚が既に高いのであまり買えない。貧乏)
原子力発電の復活:国内外の原子力発電所の新規建設(2023年1月時点で計画中:86基)が増えてきており、大きな需要になる可能性がある(参考)。日本国内では6基の原子力発電炉が計画中(参考)。同社では原子炉の中核となる原子炉圧力容器 の部材を供給するサプライヤであり、大きな恩恵を受ける可能性がある(参考
高い世界シェアを占める製品が複数存在:EVに搭載されるセパレータフィルム製造装置は7割、射出成型機は35%など(参考
マグネシウム射出成形機の需要伸長:Mg部材は軽量で強度も高いことからEV車を中心に今後の需要が大きくなる可能性がある。また車載ディスプレイ市場も今後も成長が予測され、その部材となるバックプレートでMg合金で大型化したい需要も高まっている(参考)。
防衛装備品として、パトリア社製装輪装甲車のライセンス生産にも少し期待。これは投資というよりは日本の安全保障という社会貢献を応援する意味合いも。
懸念はEV需要の停滞。欧州各国ではEVに対する補助金を廃止する動きもある(参考

【感想】
初めて自分の投資を振り返り、かつ言語化を試みたことで、自らの投資では何を重視/軽視しているかに気付いたのと同時に、あまり考えずに投資をしていたことに気づき、そこは反省していきたいと思いました
また言語化の過程で自らの投資に対する理由付けをするために様々な調査をしてみたことで整理や知識の拡充にもなりました。


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