2024年4月 運用成績

年初来比:+21.24% 
月次:+2.4%

【主な日本株】
コード 銘柄名          損益率(5/2時点) 
2982  ADWG      2.51%
5186  ニッタ   77.58%
5631  日本製鋼  13.92%
5901  東洋製罐  13.08%
7014  名村造船  24.08%
7167  めぶきFG    15.14%
8015  豊田通商  23.53%
8524  北洋銀行    3.24%
9509  北海道電力 45.33%

【感想】
 4月のPFは月次+2.4%となり、指数が減少(日経平均の月次:-4.86%、TOPIX:-0.92%)する中でPFはうまく耐え凌いだと思う。最も貢献したのが北海道電力で損益率が4.63%(3月)から45.33%に急上昇した。ラピダスによる北海道経済の上昇期待・原発再稼働期待がより強まっている証左だと思われる。また地銀のめぶきFG、原発・EV・防衛銘柄の日本製鋼所も上昇に寄与した。ただし、それ以外の銘柄は下落したので、上述の銘柄に助けられた形となった。
 今月は名村造船を少し追加したほか、北海道経済の上昇期待から北洋銀行を新規購入した。その他、2銘柄を打診購入(少量のため記載せず)。
 5月はPFの多くの銘柄が本決算となるので、状況をみつつPFを調整していければと思う。

【新規購入】8524 北洋銀行
・PER:15.5倍(5/2)
・PBR:0.41倍(5/2)
・利回り:2.24%(5/2)

 めぶきFGに続いて2件目の地銀を新規で購入した。地銀は地元密着であるため、地域経済の成長に大きな影響を受ける。ラピダスによる投資を受ける北海道経済の成長は北海道新産業創造機構の分析では2036年までに関連産業も含めたGDPは最大18兆8000億円押し上げる可能性があり(参考参考2)、将来的に大きな発展が期待できると思われる。
 その中で北洋銀行は36年度までに累計1~2兆円規模の関連投融資実行を目標(参考3)とし、24年3月期から3年間の中期経営計画で、累計1600億円の投融資を実行する目標を掲げている(参考4)。
 北洋銀行の強みとして、豊富な資金量・貸出金があり、日本全国の地域銀行の中で第5位、第6位となっている(参考5)。また道内のメインバンクシェアはおよそ35%を占めており、北海道経済の恩恵を大きく受ける可能性がある(参考6)。また割安度では6ミックス係数が6.36、1株純資産(BPS)は1047.18円となっており、資産的に割安となっている。


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