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大仏様で観るべきところは唇

たまたま30日に長谷の鎌倉大仏、31日は鋸山の日本大仏を観にいくことになった。昨年は仏教について学んだので、見え方が少し変わってきた。

鎌倉大仏は阿弥陀如来という仏様。南無阿弥陀の阿弥陀様。波阿弥陀仏を唱えるのは鎌倉新仏教の浄土宗か浄土真宗。調べたところ高徳院は浄土宗だった。

一方で鋸山の日本大仏は、薬師瑠璃光如来という大仏。聞いたことない。日本寺は1300年前と鎌倉時代前に開山されている。調べてみたらわかった。

開山当初法相宗に属し、天台宗、真言宗を経て徳川三代将軍家光公の治世の時に曹洞禅宗となり、今日に至っております。

鋸山日本寺ホームページ

法相宗!仏教には13宗派あって、法相宗は奈良時代なので歴史の中でも歴史ある宗派のひとつ。そこから平安時代に天台宗になって、江戸時代に曹洞禅宗になっている。時代に合わせて宗派を変えれるのか。

でもそんな知識より感じるのは、大仏様のリップラインが美しいってこと。

日本大仏の唇
鎌倉大仏の唇

鎌倉大仏についてはアヒル口で、アヒル口といえば青春時代にお世話になった鈴木亜美氏を思い出す。古い。ただ気になるのは、大仏様は男性なのか、女性なのか。調べたところ、すべての如来像は男性でもなく、女性でもないらしい。

というわけで本年もよろしくお願いします。どういうわけ?