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泥のように眠る

今日の彼は朝6:30から打ち合わせが11件があって、終わったのが18時だった。打ち合わせが終わったあとに、布団に入って1時間ほど泥のように眠った。

毎朝、味噌汁を作っているのに、今日は作ることができなかった。ご飯も外食で済ませた。毎朝行っている読書も、自分の健康が壊れるまで働かないようにしようという音声を配信した。

経営は単純に自分の行動量を増やせば売り上げが上がるかというと全くそうではない。もちろんフリーランスであれば単純に行動量を上げることが収入につながる。

個人の能力の範囲で事業を維持するエキスパート経営に対して、組織力で事業を拡大していくレバレッジ経営では社長が頑張ることがメンバーの成長する機会を奪うことになってしまう。

昨日は祝日だったので、仕組み化の本を10冊取り寄せて、自分の関心があるところに付箋を貼って、共通点や興味を持ったキーワードをホワイトボードに書き出してから整理した。

僕たちに必要なのは、仕組み化といっても、人の入れ替え可能な仕組みではない。会社にとって必要なのは、人が成長する仕組みをつくることである。まずは、役割と権限を明確にする。適材適所に配置して、評価や異動をする。丸投げではなく、仕事を分解する。

メンバーは仕事を分解してひとつひとつ役割を全うすることで、できなかったことができるようになる。それが報酬にも紐づき評価されている。成長ステップも可視化されて、仕事が評価される。

そういう組織を目指していて、そのために今日も11件打ち合わせをしている。ポジションを見直して人事異動させたり、ポジションに見合ったプロフェッショナルを採用したり、まだ成長していないメンバーには仕事を分解してできる練習をしてもらったり。

なるべく自分が動くことを辞めている。ギアが変わるから負荷はかかるけど、でもコツコツ積み重ねていけば未来につながっていく。やるべきことが明確だから、霧の中で矢を射っている感覚はない。

葛藤と向き合い、光を見出す。グルグル悩んでいるヒマはなく、知識と行動することが現状の課題を解決する。あとはちゃんと健康に留意して、やるべきことをやるのみ。