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彼はミスターインクレディブル

ピクサーの映画で、ミスターインクレディブルという映画がある。観たことない方も、観たけど思い出せないという方もいるので共有する。

世界の平和を守るスーパーヒーロー達。しかし救助活動による弊害が発端となり、訴訟を起こされるなど世間のスーパーヒーローに対する風当たりが強まり、政府の政策である「スーパーヒーロー保護プログラム」により全てのスーパーヒーローが引退し、それぞれが世間には正体を隠して生活を始める。

15年後、その一人であるMr.インクレディブルことボブ・パーは保険会社に勤務し、顧客よりも会社の利益にこだわる神経質な上司の下で日々ストレスを溜めていた。彼と同じくスーパーパワーを持つ妻のイラスティガールことヘレンは日常生活に適応していたが、長女のヴァイオレットは能力を隠そうとするあまり引っ込み思案な性格になり、長男であるダッシュは思い切り走り回ることもできず、スポーツも出来ない窮屈な生活にうっぷんが溜まっていた。ボブ自身もヒーロー時代に見切りをつけられず、ヒーロー仲間であるルシアス・ベストことフロゾンとこっそり人助けをしていた。

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特殊な能力を持った人は、適応すれば人並み外れた活躍をするし、適応しなければ周りと合わなくて苦しむ話だ。これは現実の世界でもあるよなと思った。

彼はよく太陽に例えられる。熱エネルギーがあり、彼のそばにいると気持ちが熱くなる。でも近づきすぎると焦げてしまう。彼は周囲を観察しながら、距離をとって接する必要がある。

人間はパニックゾーンに行ってしまうと、調整コストがかかる。人間はメンツが崩れると、敵と捉えて足を引っ張ってくる。メンツを保ち、ストレッチゾーンに期待値調整しつづけることが大事。