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「DIYを差別化する」~人と少し違うシンプルなオフィスデスクを目指す方法~

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DO IT YOUR SELF!!

だからこそ、人と違うオリジナルなモノを目指したい。

DIYが流行ると、THE DIYな素材や事例が流通し、似たような机や棚が増える。

では、THE DIY感を脱却するにはどうするか?
結論を言うと、

モノに個性を出すための「チャンスを足す」ことだ。

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この「チャンスを足す」ことを念頭においたうえで、
オフィスデスクづくりで意識したポイントを上げてみた。

チャンスを足す

①小口の断面を立体的な層として捉える
②塗装の塗り分けにワンポイントの個性を出す
③可動性を付け、色々なシーンをつくる

①~③を意識し、どういったオリジナルが生まれるかを分かりやすくするため、今回はホームセンターに売っている素材のみを使用した。

では、写真と併せて①~③を見ていこう。

①小口の断面を立体的な層として捉える

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なぜか?
層を増やすと、断面に表情・個性が生まれていくからだ。逆に層が一つだと断面に変化がなく一様であり差別化が難しい。単純に3層にすると、素材、塗装の組み合わせのバリエーションが増える。つまり、差別化するチャンスが増えるということである。

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②塗装の塗り分けにワンポイントの個性を出す

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なぜか?
ファッションのオシャレでワンポイントをフォーマルにしたり、逆にラフ感を出すために外したりすることを、家具製作の場合、塗装だと試みやすいからだ。今回の場合は、前面となる断面と足となる合板の内側を塗装し、外は塗装せずラフ感を残した。

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理由としては、使用するオフィスチェアがフォーマルな印象の黒なので、馴染むように前面と合板の内側は塗装し、外側は1R(ワンルーム)の部屋の雰囲気に合うようにあえてラフ感を残した。

③可動性を付け、色々なシーンをつくる

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なぜか?
単純にインパクトを残しやすく写真映えするからだ。変化が見えるモノに人はワクワクする。そして、変化の出し方にも個性を出せる。今回の場合は、天板の角材をいかようにも動かせ、様々なシーンを一つのデスクで作ることができる。そして、このような可動性は店頭のデスクには中々見られない。

①~③を意識することで人と少し違うシンプルなオフィスデスクをつくることを試みた。モノに個性を出すための「チャンスを足す」これを意識して、
オリジナルの家具をつくることを楽しんでいただきたい。

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共に誰かとつくっていくための励みになります!!