競馬初心者オタクのへっぽこ馬券日記~2021菊花賞の巻

今週末のレースは283フェスと二窓したりしてて何かと慌ただしいですが、そちらでは高山さんにお便り読んでいただけたりと色々嬉しいことがありました。
波に乗って馬券もしっかり当てていきたいところですが、土曜の富士Sはダメでした……。ソングライン本命までは良かったのですが、相手にバスラットレオン、ロータスランドで馬連ボックスを組んだ結果どちらも来ず。特にバスラットレオンは逃げ上手の坂井瑠星騎手に乗り替わりで「この人気なら買いなのでは?」と思ったんですが、道中かかりまくりで力を出せなかったようです……競馬難しい。

さて、今週の菊花賞ですが、G1馬不在の状況でなかなか混迷を極めている印象。正直推し馬タイトルホルダーに突っ込むだけでも良いかなと思ったんですが、思考停止でやるとろくなことにならないのでちゃんとやります。

<菊花賞 戦前予想>

3タイトルホルダー
14ステラヴェローチェ
▲5レッドジェネシス
△2アサマノイタズラ
△11ディヴァインラヴ
☆9ヴェローチェオロ

◎3タイトルホルダー
前走は馬群の中で揉まれてまさかの14着も、負けパターンを知れたことは価値ある敗戦だったと思う。先行したいタイプで2枠3番は嬉しいし、横山武史騎手もオールカマーでは内枠先行からウインマリリンでしっかり勝っており、追い風が来ている。またタイトルホルダーの半姉メロディーレーンは小柄な牝馬ながら菊花賞で5着に粘っており、母系のスタミナが炸裂することに期待したい。

○14ステラヴェローチェ
皐月賞、ダービー共に3着で最後の一冠に賭けてきそうで、先週のアカイトリノムスメの再現がありそう。馬自身は重馬場巧者の印象が強いが、実際は馬場状態や枠順を選ばず馬券圏内に来ている。外目の7枠に入っているのが不安要素であり、かつ馬体重の減りが大きいのを見てちょっと評価を下げざるを得なかった。

▲5レッドジェネシス
神戸新聞杯組のステラヴェローチェとの評価はどちらが上か難しいのだが、長距離であればロスなく回れる内枠は有利。一方鞍上の川田騎手は最近重賞で勝ってる印象がなく、五ヶ月ぶりのコンビなのも気になる。あと地味に57キロを背負って馬券圏内に来たことがない。未経験の距離でわずか1キロとはいえ未経験の重量、というのはどうなのか。

△2アサマノイタズラ
セントライト記念ではまさかの大波乱を演じてみせたが、枠順を生かしてロスなく走り脚をためる事ができれば、今回も一発は十分にありえる。おそらく隣のタイトルホルダーをマークしながら走ることになると思われるが、そこでどこまで我慢強く行けるかが鍵。

△11ディヴァインラヴ
今回参戦する唯一の牝馬。父は菊花賞馬エピファネイアで、馬自身も2600のタイランドCを勝っているなど、長距離への適性は高い。馬場読みに長けた福永騎手のエスコートのもと、効率よく走ることが出来ればワンチャンがありそう。問題は春のG1を経験した牡馬との実力差がどうか、という点。

☆9ヴェローチェオロ
菊花賞馬で阪神を大得意としていたゴールドシップ産駒。ここでステイヤーの血が騒げば一発があるかもしれない。ただ母父タイキシャトルなのが若干不安で、本質的には2000~2200くらいが適正距離という気もする。ヴェローチェはヴェローチェでもヴェローチェオロの方が来たら面白くね?というのは正直ある。

馬連:3-5・3-14・5-14
ワイド:2-3・3-14
複勝:9
単勝:3

馬券はこれで行くことにしました。正直ステラヴェローチェ・レッドジェネシス・タイトルホルダーはほぼ誰が来てもおかしくないと思います。18オーソクレースも気にはなりますが大外枠なのでロスが大きそうで候補から外しました。

<菊花賞 結果と反省>

ということで結果は上のように、1着タイトルホルダー、2着オーソクレース、3着ディヴァインラヴでした。
タイトルホルダーはエアグルーヴの血を引いていることもあり、春からずっと応援していたので、ここでG1を獲れたのはめちゃくちゃ嬉しかったですね。決着の瞬間は思わず泣きました。
今年急逝した父ドゥラメンテの獲れなかった菊花賞を獲り、そして横山武騎手は父横山典騎手との菊花賞親子制覇そして父子ともに菊花賞を逃げて勝つ、という快挙を達成しました。鞍上の戦法も勝利後のポーズも、セイウンスカイで勝ったときのお父さんと同じだったのが、めちゃくちゃドラマを感じた瞬間でした。

ステラヴェローチェは結果4着と、馬体重減を見て評価を下げたのが図らずも当たり。ヴェローチェオロが掲示板にクビ差の6着と健闘してくれたのも良かったし、ディヴァインラヴが頑張ってくれたおかげでタイトルホルダーとのワイドも当てられました。久しぶりに週末をプラス収支で終えられてホッとしています。
レッドジェネシスは一時は本命こっちかなとも思いましたが、けっきょく振るわず。斤量の影響や雨中の神戸新聞杯による消耗もあったのかもしれません。川田騎手はスプリンターズSに続き、「人気馬に乗る秋G1では不振」の印象が強くなりました。
アサマノイタズラは名前に違わぬ鬼の押出しで上がり一位でしたが、一時は最後方に離されていたので、距離的にはもうちょい短いほうが良さそう。

一方、大外は厳しいと見たオーソクレースでしたが、3着ディヴァインラヴと並んでエピファネイア産駒が馬券圏内に来る結果に。枠順を見て届かないのでは?と思ったのですが、最終直線の追い込みでは鞍上の手腕が光っていたと思います。これでルメール騎手は今年の秋G1連対率100%となりました。やはりG1はルメール買っとけは真実なのかも……?

ということで推し馬のG1制覇を見届けてたいへん実りある週末になりました。283フェスとのかぶりを覚悟で現地観覧を狙うのもありだったかも……と今更後悔しているレベルです。
来週はエフフォーリア、コントレイル、ワールドプレミア、グランアレグリアとG1ホースがぶつかり合う天皇賞・秋が控えています。カレンブーケドールやポタジェも馬券圏内に来る可能性はありますし、わくわくするレースになりそうでめちゃくちゃ楽しみですね!

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