同じバイト先で5年目を向かえ、バイトリーダーになった私の小さな成長

ぶっちゃけ大したことじゃないと思います。正直内容も薄いだろうし…
ただ私がバイトリーダーになり、今までしなかったことに挑戦しましたよって話です。
誤字脱字はご了承ください。


 私は高校1年から大学2回生の現在まで、同じバイト先で働かさせて頂いてます。
 入って1年目は毎日怒られているくらい、本当に役立たずで先輩や店長に迷惑ばかりかけていました。最近知った事なのですが、「アイツは絶対に長続きしない。直に辞めるだろう。」と先輩の方々から思われていたそうです。しかし、店長は違いました。「覚えるのに時間を要すタイプ。だから時間が解決するだろう。」という考えでした。そして私は今も残り続けています。私が居たらどうにかなるレベルの戦力として。流石店長、長年店長を勤めていることから見る目が違いますね。
 しかし、そんな私にも1つ大きな欠点がありました。それは人に何かを教える能力が無いということです。
 私は小学6年生の頃、担任に非常階段に登っただけで腕を引っ張り、廊下を引き摺り回して抵抗すれば「お前が俺に勝てると思うのか」でしたっけ。そんなこと言われて1年生のいるところに連れていき晒し上げられました。まぁ非常階段は非常時に使うものだから私が悪いんですけどね。
 この過去の出来事から、教育者はあまり好きになれませんでした。そのため、2年目から4年目は新人を教育せず、常に誰かに任せていました。
 しかし、2021年5月。形だけとはいえバイトリーダーという立ち位置に立つことになりました。
「形だけだ。気にするな。」とは言われていたものの、なぜかものすごくプレッシャーを感じるようになりました。『私はバイトリーダー』なんて思ってたんでしょうか。その時期辺りから積極的に新人を教育するようになりました。
 最初はもちろん、どう教えたら理解してくれるか分からず、余り理解されませんでした。ただ、それらは全て無駄ではなく、私の成長に繋がったことは間違い無いだろうなと思っています。
 では何をしたかというと、心に余裕を持たせることです。アルバイトというものは新人時代、どこの職場でも覚えることが多く大変だと思っているので、その価値観を変えようとしました。具体的には一つ一つゆっくり丁寧に実践形式で体で覚えてもらうなど、極力楽をさせて精神的苦痛を和らげようとしました。たったこれだけです。なぜこれなのかと思った方はいらっしゃると思います。理由は実際私が入った時、初日はどういった職務内容かその目で覚え、頭に焼きつける。2日目から一気に叩き込まれました。覚えきれなかった私は先輩に分からないことを聞くと「なんでそれくらいのことができないの」と言われました。一気に叩き込まれ、覚えきれていないことを分からないと言いたくても言いたくなくなるような対応。果たして、こんな教育環境で新人は満足に育つでしょうか?私は育たないと思いました。だからこそ変えました。
 正直これが正しいかは知りません。新人にも今の環境で満足しているかなんて聞いてないので、この教育方法は間違いなのかもしれません。しかし、その結果として私は教育する立場になり、新人に何をしてあげるべきなのか気付けたことは大きな成長だと思っています。

 これからの社会は、労働者を最高のコンディションで、最高の成果をあげることのできる社会になっていけたら良いななんて思ってます。

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