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【大学とは】 海外大学に入学して感じること

こんにちは、はーこです!

今回は、実際にマレーシアの大学に入って、

授業面などで感じた
聞いていた話とのギャップの記録、

そして、そこから感じた「大学」について

超個人的見解でお届けします。🐼


授業

まず、授業で感じたことの1つ目。

海外の大学は、
グループディスカッションが多いと
よく言われますが、

わたしの大学は、実はほとんどありません。

海外大学といえばディスカッション!
というぐらい代名詞ともいえますが、

特に1年目は、本当にありませんでした。笑

2年目になって、
1つのクラスの人数が少なくなり、

やっと、どう思う?
って聞かれるようになりました。

1年目で取る授業は基本的に
100人とかいる大規模クラスばかりです。

なので、基本的には日本と同じ
講義を聞くスタイル。

ブレイクアウトルームに分かれて
少人数でディスカッション、

なんてことは、1年目は一度もありませんでした。


2つ目。

わたしの大学では、教科書を使いません。

その代わり、授業は全て
スライドを使って行われます。

海外の大学って、
分厚くて重たい教科書を持っていく
っていうイメージだったんですが、

パソコンさえあれば、どこでも問題なしです。

新しい学期始まるごとに、先生たちがスライドをTeamsのファイルに入れてくれたりします!

基本、そのスライドを中心に
説明を聞くって言う感じですね。


課題

結論、

1年目は、比較的楽

2年目は、しんどい

です。


わたしの学部は観光学部系ですが、
ビジネス学部の管轄下にあります。

なので、1年目にはビジネス科目の
「101」を満遍なくとります。

※101は、入門にあたる授業についている授業番号?です。ECO101(経済学入門)、QBM101(統計学入門)、など。

わたしの大学で、
特に観光学部にいる日本人は
ビジネスを学びたいわけではない人が多いので、

あまり興味のない科目を取らなくてはいけない
1年目がしんどいと言われています。

8月に2年目に入り、
授業も観光学系の専門的な内容になってきました。

当然のことですが
レポートなどの課題も難しくなります。

101のレポートは
基本的に大体1500〜2000 words.

問われる内容も
定義を問われるものが多かったです。

でも、year2になり、

レポートの文字数は、基本3000words.

ケーススタディーがほとんどで、

資料集めから何から
めちゃくちゃ時間がかかります。


今学期は4つ授業を取っていて、
1教科で2つ、3000wordsのレポートを
提出しなければいけません。

奇跡的に締め切り日はどれもかぶっていませんが、

8つのレポートの期限が毎週やってきます。

新学期が始まって数週間後にひとつめの課題期限がくれば、ほぼ毎週、何かのレポート締め切りに追われる日々が続きます。

中間テスト期間は
また別のテストレポートに追われる。

課題のレポートが終わったと思っても
期末テストのレポートが待っています。

ちなみに
今学期の期末テストは、

こんな感じで、
1つの期末レポートのリリースと期限の間に
2つの期末レポートのリリースと期限がきます。


正直、
1年目は聞いてたよりも楽だなと思ってました。

レポートもそんなに難しい題ではないし、
学んだことを踏まえていれば、
それなりに成績も取れました。

ですが、

実際、

2年目は1年目と比じゃないぐらい

難しい。

しんどいです。


半分ぐらいのレポートが
授業初日にリリースされます。

じゃあ早く始めて
余裕を持てばいいんじゃないかって話なんですが、

大体のレポートに、
「授業で学んだことを踏まえて、利用して、」
などといった文言が入っていることが多いです。

何も習ってないのに、レポート書くことは
現実的に無理なんですよね。

早いものだと
リリースの2〜3週間後が締め切り日
という場合もあり、

そういったものから消化していくんですが、

少しずつ全部を並行して進めていける人なら
大丈夫かもしれませんが、

私はそれができないので、
1つ1つ消化しないと次の課題に移れない。

これは人それぞれなので仕方がないですが

Year2にはいって、
何度、真夜中のコーヒーに
お世話になったかわかりません。

10月は特に忙しくて

毎週金曜日に何かしらのレポート提出。

中旬にはmidterm。

それに加えて、
授業内でする小テストのようなQuiz。

データやリファレンスが
本当に全っ然集まらなくて、

数週間前からレポートの準備を始めても、
結局書き始めたのは提出期限の前日、

なんてこともありました。


特に今学期は、学生団体に所属し始めて、

そちらのタスクもかなり忙しいこともあり、

激務です。

でも、

やっと大学生してるな、
って楽しんでる自分がいることも、
また事実です。笑


大学とは

マレーシアの大学に入学して感じた
留学のリアルをまとめてみて、

ほかの留学生の方も
よく発信してらっしゃいますが、

楽しい留学生活の反面、
レポートや授業が大変であることを
より実感しています。


ここからは完全に個人的見解ですが、

これは、英語力に関係なく
「大学だから」だと思っています。

遊びやバイトに時間を費やして
楽して取れる単位を探す大学生、

大学名にこだわる日本の大学受験を見て、

高校生の私には、
日本の大学で学ぶ意義がわかりませんでした。
(偏見大あり)


先日、

海外大学を選ぶことに
不安や心配はなかったんですか?

って聞かれることがありました。

思い返してみれば、

同じ年に卒業した子たちの中で、
海外大学を選んだのはわたしだけ。

クラスメイトは、ほぼ内部進学しました。

明らかにみんなと違う道を選んでいて、

でも、

心配や不安は一切なかったです。

海外で教育を受けることに
強い憧れや興味があったこともありますが、

海外大学を迷わず進学候補に入れたのは、

大学は学ぶ場所であり、
海外大学のほうがそれをより体現できる
と感じたからだと思います。


これをいうと、
???ってなってしまうと思うんですが、

わたしは今まで勉強したことはありません。


正しく言い換えれば、

授業を受けたり、塾に行ったりしても、

勉強している、
という感覚は自分の中にありません。

わたしは中学受験をして、
中高一貫校に入りました。

受験のために塾に行ってましたが、

授業でも、
自主学習でも、
過去問を解く時間でさえも、

常に楽しんでいる自分がいます。

授業であれば、
新しい知識が増えることを楽しみ、

テストであれば、
一種、知識を披露できることを楽しむ。

テストが返ってくるのも楽しみだったし、

数学なんかでも、
公式を組み合わせて答えを導き出す
パズルのような感覚が好きでした。

でも一方で、

単語を覚える、
グラマーをひたすら勉強する、

といった勉強は、
自分の中で意味が感じられないので
5分ももちません。

なので、
特に英語力はひたすらアウトプットで
英語の底上げをするしかありませんでした。

でもこれもまた楽しんでいて、
勉強している感覚はありません。


話が逸れましたが、

大学は学ぶ場所であり、

大学という場所は
本来こうであるべきなのではないだろうか、

と思わせられるのが
わたしは海外大学であり、
その中でも、特に課題でした。

海外大学を選ぶ理由は、人それぞれです。

また、各々で
「大学」に対して感じることも異なります。

一個人の意見に過ぎませんが、

日本も、
大学名で選ぶのではなく、
もっとその大学で学ぶことに
意義があるようになればいいなと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました🕊

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