文字の読めないパイロット

友人が

図書館で本を偶然見かけた本をかりてきてくれました。

『ディスレクシアの僕がドローンと出会って飛び立つまで 文字の読めないパイロット』(高橋智樹)


ディスレクシアかな?と思った頃からたくさん本をみつけては

読んできたけれど

体験者の話ほど心に響くものはないなーといつも思います。

この先全く希望が持てない。

かすかな希望を見つけたくて

こうして本を手に取る。情報をみつける。

その度に心から思う。

こうして先に道を作って、希望をみせてくれて本当にありがとう。


障害って言葉。

1番、色眼鏡をかけていたのは私かもしれない。

障害=困る、できない。助けてもらわないといけない。

本の中で

この障害を課題と置き換えた時、どの人にも課題はあるんじゃないか?

と問いかけてくれている一文がある。

障害の有無に関わらず、人は助け合って生きているじゃないか。


障害と診断されたものがあっても、活き活きと生きている人もいれば

障害と診断されるものがなくても、『できない、できない』と悲観的に生きている人だっている。


彼は、自分の好きなことに出逢い、得意なことを活かして活き活きと生きている姿をみせてくれた。


好きなことに出会えるってすごいんだなーといつも思う。

好きには、どこからともなく、内側から溢れるパワーがある。

私も子どもたちには、いろんな好きに出逢って欲しいな。


これが、今の願い。


どんな境遇であれ、『自分にはできないから』と悲観しじっと縮こまるのではなく

できないことは積極的に支援や便利なツールを活用して

『自分には何ができるか、なにがしたいか』に集中することをお勧めします。


これからもまだまだ気持ちが揺れ動くと思う。

でも、その度に忘れずに、ここに戻ってこよう。