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おじいちゃんとの約束

こんばんは。
ご無沙汰しております。のじはるです。

あっという間に1年放置してしまった。。(案の定)

また今日から少しずつ頑張ってみます^^

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私のおじいちゃんは、10年前、私が高校1年生の時、
東日本大震災が発生する2ヶ月ほど前の1月25日に
95歳で旅立ちました。

あとから気づいたこと。
この日はおじいちゃんとおばあちゃんの結婚記念日の日だった。
数日前には「そこの女の子は誰だ?」とおじいちゃんが言っていたとか。。
おばあちゃんが迎えに来てくれたのかもね、そう野尻家では素敵な物語として記録しました。

私は姉と年が離れていて、両親も共働きだったため
小さい頃はよくおじいちゃんと一緒にいました。

幼稚園のお迎えに来てくれたり、
近所のわんちゃんがいるお家まで愛犬と散歩に行ったり
近くの自販機まで飲み物を買いに行くのに毎回100円をおねだりしたり(笑)

よく可愛がってもらっていました。

そんなおじいちゃんは元気で病気もしないような人(私の記憶では)。
ある時、「じいちゃんは悠の花嫁姿を見るまでは死なないからな〜」と言っていました。
しかし、またある時には「じいちゃんは悠が成人するまでは見届けて死ぬからな〜」と。
おじいちゃん言ってること違うよと思いつつも、
「約束だからね〜」と言って笑いあっていました。

おじいちゃんとお別れしてから10年。私は26歳に。
一昨年、私は結婚をし、昨年結婚式を挙げる予定でした。
(コロナにより結婚式は無期限延期に。。)

おじいちゃんと約束した夢を思い出し、
ああ、本当であればおじいちゃんにも見せてあげるはずの日だったなあ。
どっちも果たせなかったなあ。。うぅ泣
と、悔しい切ない想いが最近何度も私の中でうろついています。

今は、父が75歳。まだ元気だけどいうておじいちゃん。

父とは、おじいちゃんとのような約束はしていないけど、
きっと楽しみにしているはず。
なんせ結婚式が二度も延期になっているのだから。笑

体が動くうちにちゃんと野尻家ラスト花嫁姿を見届けさせてあげよう。

そう強く誓った、1月25日でした。


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