育児の記憶1
息子が1歳と3ヶ月になり、お外を走り回るようになったり、言葉や意思表示が増えたり、人見知りが減ったりと、特にここ数週間は成長著しい。ちょっと前までは立つこともできなかったなんて信じられない程である。
目まぐるしく変わって行く我が子の、産まれてからの姿を、覚えている内に吐き出しておきたい。
産まれた日のことから。
里帰り出産だったので、妻の実家近くの産婦人科で産まれた。
出産前は予定日より遅れそうな診断で、妻もよゆーよゆーと言っていたのだが、どこでフラグが立っていたのか、予想より早く産まれることになった。
あの日は健康診断で、上野駅辺りで妻からのLINEをうけた。今日産まれそうですと。
健康診断はブッチして帰宅、新幹線に揺られて妻の実家へ。正直間に合わないのを覚悟したが、なんだかんだ産まれるまでは、到着から4、5時間くらいはかかった。子宮口の開き具合やら陣痛の頻度やらがマニュアル通りでないらしく、医者を悩ませていたようだった。妻の手握ったり、お茶飲ませたりでなんやかんやして、産まれた我が子。第一声はもちろん泣き声なんだけど、溺れているような声だったなあと記憶している。
その後は妻と子を病院に残し、義理のご両親と食事をして妻の実家に泊め手もらった。
ここから果てしなく育児が始まるわけだけど、出産と母乳だけはどうやっても代わってあげられないところ、こんなしんどいことをやってのけた妻を尊敬する日でした。
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