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コロナでも黒字経営の思考法

コロナ用ワクチンの承認やら出荷やら、とコロナ収束の兆しが言えつつある気がする今日この頃。コロナ前後で生活様式が変わってしまったように、いきなり元に戻ることはなさそう・・と思っています。

飲食店のテイクアウトに限らず。業種による感染対策や、どのようなサービスを提供しているのか?がメディアで取り上げられていて、とても興味深いのでので、まとめてみました。

コロナでも黒字経営の思考法

1/22の日経プラス10で放送されていた内容です。
レストラン「ラッセ」オーナー村山太一さん。「星付き」でありながらもサイゼリアでアルバイトをしてそのノウハウを身に着け、今でも休日にバイトしているのだとか。

1.サバンナ思考

危機管理×気づき×即行動
変化に素早く適用し、変化に強いことが重要であるということを強調していました。

2.マヨネーズ理論

凄い人のやり方を丸パクリし、最速最短で成長するメソッド。
マヨネーズの作り方を知っている人と知らない人の差というところからきているそうです。マヨネーズは卵、油、酢を混ぜるだけで作れます。家庭にあるものでできる程シンプルですが、作り方を知らないと作れませんよね。


3.他人の芝は青くない

やっていることがまずいと思ってほかの場所に移っても、うまくいかない。まずは目の前の本質に向き合う。隣の芝は常に青く見えてしまうのです。私も気を付けよう。

ラッセののアフターコロナ経営は、事前の準備とECサイトへの切り替えがポイントだったようですが、その辺りはあまり詳しくは紹介されていなかった印象ではありました。

詳しく知りたい場合はこちらの著書も参考に。



では、アフターコロナの変化に対応した飲食店、新しい営業スタイルを取り入れたサービスをまとめてみました。ここからは朝の情報番組での放送のネタを元に気になったサービスを追記しています。

時間を変える

〇営業時間を変更: 煮干しそば流の ”朝ラー”
11時営業開始を午前7時に変更。(期間いつまでかは不明ですが。)
飲食店は遅い時間が勝負のところが多いと思いますが、いっそ朝から!というのは良いなと思いました。
朝だってラーメン食べたいんです。

〇メニューの提供時間を変える:レストランsio の ”朝ディナー”
かつて、夜に定食が食べられる「夜ランチ」というものが流行りましたがその逆の発想なのでしょうか。緊急事態宣言で20時閉店を逆手に取った「朝ディナー」を提供。
「昼ディナー」もやっているようです。 「ディナ=夜」 という固まった考えから脱して頭を柔らかくするとこんなこともできるんですね。

メニューを変える

自然薯村の ”おひとり様メニュー”
1人来店の場合のドリンク特別価格。ととろ鍋も1人で予約できるのは嬉しいですね。(期間は不明)

ルールを作る

サウナかるまるの ”おひとり様徹底期間”
「おひとり様」徹底期間を設けるサウナ。(1/16~当面の間)誓約者にサインをして、知り合いと来ても別行動すること、会話禁止とすること。守れない場合は利用をお断り、と徹底してますね。ちなみにこのサウナは男性専用施設です。

koenjicafe yummy の”私語禁止”
緊急事態宣言中は感染拡大防止として ”私語禁止”のルールを設けているcafe。BGMのボリュームを上げてJAZZ喫茶スタイルにしているそうです。
会話はお控えください、じゃなくて私語厳禁。実際に会話を控えてない人が多いですし。分かりやすいルールっていいですね。

非接触の徹底

〇非接触型テイクアウト専門店:ブルースターバーガー
アプリで注文、レジ無し。待ち時間無し、テイクアウトのみ。お店に行ったら速やかにピックアップするだけ。 アプリ注文・決済・テイクアウトできるお店はありますが(マックのモバイルオーダーとか)お店で飲食している人、現金で払う人が混在しているとちょっと心配もあります。非接触に特化していると安心ですね。

〇三密回避のため、待ち時間を無くすアプリ:ClickDishes
スマホで注文、決済、待ち時間無しのアプリ。いつも自分が行くところで導入されていたら混雑無しで良いですね。ポイントも10%貯まるようですし。

オンラインでも可能に

〇引っ越しの見積もり:アート引っ越しセンター
引っ越しの見積もりは「実際に見てみないと分からない」と営業さんが訪問してくるスタイルが基本。今はZoomで「あれもこれも引っ越しに持っていきます」と、オンライン見積もりが可能に。

〇オンライン内見:suumo
物件探し。歩いて物件を見て回って、って結構大変。オンライン内見は以前からあったようですが、ますます需要が高まっているようです。こちらもオンライン会議システムを使って、質問などもできるしくみ。本当に住むかどうかは見て決めたいですが、候補から搾りこむにはオンラインで十分かなと思いました。


まとめ

補償を求めたり、お客さんがもどってくる事やコロナの収束をただ待っていてもこの先どうなることやらと、先が見えません。時代の変化に気づいてスピーディに自分が変化していく事が大事なのだなぁと思いました。これからは1人1人の個人にアフターコロナの波が迫ってきています。私も変わらなきゃっ。


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