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公文はいつから始めて、いつやめるのがベスト?SAPIXと公文は併用?

今回は、先取り学習として取り入れる家庭も多い【公文】について。うちの家もそうですが、「始め時」と「辞め時」は結構悩みます。

息子は今も公文を続けており、現在は国算英とも中学生の教材に取り組んでいます。

もちろん、公文を続けることだけが正ではありませんが、「始めどき」&「宿題の進め方」によって、公文の進度や継続性に差が出ることはありそうです。

始めどき。息子は年長から公文を開始

息子は保育園の年長(正確に言うと、年中の2月)から公文を始めました。私の周りで比べると、遅い方でした。

公文の開始時期は、早い子は年少時(もっと早い子は3歳未満のBaby kumonから)、多くは年中になったタイミングだったように思います。

最初の頃は、教室で周りの友達が筆算したり漢字を書いている横で、息子1人は平仮名の音読したり、数字を書いている姿は少し可哀想に思えて、「もっと早く習わせてあげた方がよかったかも」と思ったこともありました。

が、少し遅めのスタートは、結構メリットもありました。


運筆教材「ズンズン」は負担⁉︎


年中の早いうちから始めた周りのママ友から聞いたのは「ズンズンが嫌」という声でした。ズンズンというのは、幼児のための運筆教材です。ひたすら線を描き続けます。

実は息子は年長だったこともあり、先生に「ズンズン」やります?と、聞かれて「ズンズン、キター!」と反射的に「結構です」と断りました。本質的ではないですが、心理的な負担が少し減ったのは事実です。

ちなみに、娘は年少から公文を始めましたが、ズンズンがちょうど良かったらしく、とても楽しそうでした。年中という時期の開始は、ズンズン嫌々問題をどう切り抜けるか、要注意です。


宿題は、「毎日やるもの」。休みは元旦のみ。

公文の教室では、通常、週2回で毎回2セットの宿題を渡されます。ただ息子の場合は、年長の割には優しいレベルだったため、3セットの日を組み合わせてもらうことに。

これによって、週2教室、週5自宅教材で公文のない日をなくしました。食事や歯磨き同様、「毎日やるもの」という習慣づけのためです。お盆も正月も、きっちり日数分宿題を増やしました。年齢の割に簡単な進度の場合、やる癖をつけてしまうと、息子の場合は年齢が上がっても、そんなもんだと受け止めていたように思います。例外的に宿題をなくしたのは、元旦のみです。


小1の終わり頃から急激に進度が上がった理由

小学校になると新生活に慣れず、スイミングなどの新しい習い事もあり、一気に公文が負担になりました。ここで効果的だったのが、毎日の宿題を通常のレベルに戻したことです。

公文の標準的な宿題量に戻しただけですが、息子の心理的には「ものすごく助かった」という気持ちで、快く勉強をしてくれるようになりました。

結局、息子のやったことは、公文の宿題をやり続けただけですが、1年生の終わりには先生から「来年は盾を取らせたい」と言われるようになるほど伸び、2年生の終わりには3学年先の進度まで伸びました。

公文は、習慣づけで伸びると思います。


SAPIX始めれば、公文はやめる?

SAPIXを始めた時に、「授業は反復学習(いわゆる、計算)はしませんので、ご家庭でしっかり取り組んでください」と言われたのが印象に残っています。(実際は、四則演算を授業でも取り扱いますが)

ただ、計算処理の基本が出来ていると、応用や発展問題に時間を注げるので楽だなと感じました。

あるご家庭の中学受験ブログには(お子さんは灘中に合格)、ご子息は小1で公文のFを終了、2年生からSAPIXと書かれていました。公文のF(小学校終了相当)を基準にする家庭も多いのではないでしょうか。


公文のG以上は中学受験に意味がない?

公文のG教材(中学過程)以上は、中学受験においては不要、という情報もよく見かけます。我が家もFまでを目標にしていましたが、息子が「もっと続けたい」と言うため、出来るまでやればいいかなと思っています。

ちなみに、国語はG以上は結構いいと思います。と言うのも、公文の国語はFまでは長文回答は、基本、文中の抜粋で、それこそSAPIXの自由回答とは全く違います。

一方、いま息子がやっている教材では「縮約」という文章要約を扱います。また文章も、シェイクスピア、ヘルマンヘッセ、夏目漱石などの文学から、河合隼雄、五木寛之などまで文章の難易度が上がります。毎日これらの文章に触れるのはアリではないでしょうか。

ただし、SAPIXの新4年生のコースが始まってからは、SAPIXの宿題が増えたため、公文はかなり負担です。


いつまで公文を続ける?


これは悩みどころです。息子は続けたいと言ってますが、新4年のコースが始まった瞬間にSAPIXと曜日がかぶり週1になりました。

SAPIXの新4年からの宿題量が多く、公文の宿題も大幅に減らしています。教科も絞ろうかなと思ったり。


おまけ 年少から公文を始めた娘

息子は保育園時に、元々の年齢に対して進度の方が低かったのもよかったのかもしれません。

実は年少から公文を始めたら娘は年長の始め頃に、実際の年齢に対して進度が早すぎて頭がパンクしてしまいました。さすがに、年長になったばかりの娘に「ちいちゃんのかげおくり」は一切理解できなかったようです。漢字の書き順もめちゃくちゃです。結局、何度もレベルを下げた反復をしています。

そして、、、何より親の負担が大きい。未就学児で小3レベルくらいの教材をやっている子もいますが、本当に親御さんがすごいなと感嘆します。

公文は、小1の半ばくらいに掛け算を始めていれば十分じゃないかなと思います。

お読みいただきありがとうございます😭

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