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謝罪のススメ。すぐ眉間にシワが寄ってしまう自分に喝。

こんばんは、はーこです。

実家の愛するワンコ。名前はムートンです。このつぶらな瞳で、彼女の日常はどんな風に見えてるんでしょうか。どんなことをいつも考えてるんでしょうか。なにやら眉間にシワが寄ってるようにも見えます。多分なにも考えてないけど。

過去、自分が書いたブログを色々読み返していたら、入社1年が経とうとしているぐらいの時期に書いていた"謝罪のススメ"記事が出てきました。

ひさびさに読んでみると"まずい、今できてないな"と反省したことがあったので、今日そのブログをリライト版でお届けできればと思います。

今回のブログのテーマは【謝罪のススメ】。

社内外を問わず、謝罪の仕方ってかなり重要だなと感じています。何故なら、謝罪の仕方を一つ間違えると大きな問題に発展しますし、正しく謝罪できればむしろプラスポイントとなることもあるからです。

相手が大層お怒りのとき、"私は悪くないのに!"というその気持ちが思わず表情や態度に出てしまう方、つまり最近の私へ。過去の自分の方がよほど大人だったと反省と自戒を込めてw

自戒ついでに、こんな事を言われて今ギクッとしてる方も、是非最後までご一読くださいませ。

謝罪とは?

まずは言葉の意味を確認してみます。
グーグル先生にお尋ねすると、

"謝罪とは自らの非を認め、相手に許しを請う行為である。"

との記載がありました。

これを要素分解してみると、結局のところ謝罪に必要なポイントとしては、

【自らの非を認めること】【相手に許してもらうこと】

この2点ということになりますね

謝罪のススメ1:自らの非を認めること

心の底から自らの非を認めること、
これが出来る人って実はあんまりいない気がします。
言い訳しようとすればいくらでも言えるからです。

例えば納期内に資料を提出できずに怒られた場合でいうと、

「いやいや、その他に優先順位高い課題あったやん!」
「横やりタスクに追われて手が回ってなかった!」
「そもそも自分のタスクじゃないのに何で私が怒られるのか…」

など、心の中に浮かぶ言い訳ワードは尽きないでしょう。何故なら怒られている側にとって納期に間に合わなかった原因があったことは紛れもない事実だからです。

しかし、重要なのは、自らの非を認めることの要因は

"相手を怒らせてしまった"という点にあります。

自分の状況はどうあれ、相手は私に対して"怒っている"のです。その状況を生み出したという点においては、どんな事情があれ私に非があります。そういう風に捉えると、まずは自らの非を素直に認めることができます。

とある記事で拝見したのですが、心理学的要因で言うと、自分と相手の間に何かしらトラブルがあったとして、その【トラブルレベルが5】だとすると、トラブルを起こした側は【レベル3】ぐらいにしか捉えず、逆にトラブルを被って怒っている相手からすると【レベル10】に感じます。この時点で既に自分と相手の間で、かなりのギャップが生じてしまうというものです。

つまり簡単にいうと、
怒られている側はあまりたいしたことしてないと思いがちだし、怒っている側は必要以上に相手を攻めてしまいがちだということ。

謝罪する側はこの点理解しながら、まずは"相手を怒らせてしまった点"について自らの非を認め、更には"自分が思っている以上に相手は怒っているのだ"ということを理解する必要があります。

謝罪のススメ2:相手に許してもらうこと

自分の非を認めたあとは、"相手に許してもらうためのアプローチ"が必要となります。これは恐らく相手の性格によって大きく2つあります。

1つは"心の中の言い訳全隠しパターン"。もう一つは"心の中の言い訳包み隠さず説明パターン"があります。

①"心の中の言い訳全隠しパターン"

例えば納期遅れで謝罪する際、

「申し訳ありません。今すぐやります。」

と何故できなかったのかに関してはまるっと飲みこむものですね。

相手にとって、"何故できなかったか"どうかは関係なく、"理由はいいから早くやって"というタイプの方にはこのパターンです。相手にとって許してもらうポイントは、当然"納期が完了したとき"となります。

②"心の中の言い訳包み隠さず説明パターン"

納期遅れで謝罪する際、「何故遅れたの?」と尋ねるような相手の場合は、心の中に隠した言い訳を説明する必要があります。ただし、説明の仕方には最大の注意を払わなくてはなりません。

先にも述べましたが、相手は自分が思っている以上に怒っています。事は意外と重大なのです。
よってその言い訳を"他人のせいにしている"雰囲気が微塵でも感じたら相手の怒りは倍増するでしょう。

重要なのは、【心の中の言い訳を理論的に説明すること】です。理論的に説明するとしたら

「いやいや、その他に優先順位高い課題あったやん!」

⇒「優先順位の付け方が勉強不足により判断できず、結果として他を優先させてしまった。」

「横やりタスクに追われて手が回ってなかった!」

⇒「仕事を頼まれた時点で、作業時間と納期やスケジュールの確認をすべきだった。自らのスケジュール管理が甘すぎた」

「そもそも自分のタスクじゃないのに何で私が怒られるのか…」

⇒「当事者意識が足りず、誰かが対応してくれるだろうという甘えがあった。もっと全体を把握して、自ら巻き取っていくスタンスでいるべきだった」

などです。

相手にとって許してもらうポイントは、"納期を完了できなかった理由説明が謙虚、かつ次のステップが明確なことが伝わったとき"となります。

こんな風に書いてしまうと、
「村上は心の中で言い訳ばっかしてんだろ!」
と周りから思われてしまいそうで怖いのですがw

でも実際こういう風に言葉に出してきちんと言い訳を説明するようにすると、言葉に合わせてだんだんそんな風に本気で思えてきます。

以上、まとめますと、謝罪のススメとして重要なのは、下記2点となります。

①【相手を怒らせてしまっている時点で私が悪いんだ】と捉える

②許してもらうために、【言い訳ゼロ】にするのか、【謙虚に説明するべきか】を判断する

まとめ

いかがでしたでしょうか。怒られたときについつい表情に心の中の言い訳が出てしまう方、相手に言い訳することで更に怒られてしまう方、つまり最近の私ですが、是非ともこの心持ちを忘れないようにしたいです。

毎日毎日失敗の繰り返し。何やら1年目から何も変わってない気も…!怒られすぎて気分が沈んでしまう日もまだまだあります。

ですが、謝罪の仕方もきちんと工夫すれば、きっと挽回できることもたくさんありますし、寧ろそれをきっかけに周りから認められることもあるでしょう。

私は未熟者なので、怒られることが本当にたくさんあります。でも、きっと叱られているうちが華なのです。

反発しそうになったときこそ、ぐっとこらえて自分の成長の糧にすることができれば、愛を持って叱ってくれる方に対して恩返しができる日が来るのではと思っています。

立場上、私が怒る側に回る日も来ています。

【自らの非をきちんと認め、許しを請う謙虚な姿勢】を持つ後輩に関しては、お酒の席でネタにしながら笑い飛ばすそんな先輩になれたらいいなと思います。

自戒を込めて。ほんとに…。

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