見出し画像

子供から貰った風邪が家計を直撃する件

先週末から、凶悪な風邪に悩まされている。発熱、悪寒、眩暈、筋肉の痛み、食欲不振。何より喉が痛くてたまらない。唾を飲むだけでも激痛が走り、痛すぎて夜も眠れない。自分の唾液が喉を通過するたびに顔が歪み、喉をおさえてなんとか耐える。こんなに顔にぎゅっと力をいれることが普段ないから、ここ数日でシワまで増えた気がする。喉と繋がっているせいかどうか知らないが、なぜか両耳の奥まで痛い。

病院に3回行き、様々な検査を受けたけど、診断結果は「風邪」だった。風邪ってこんなにつらいもんだったっけ...。息子が生まれて以来、彼から貰う病気はいつも、人生史上最高レベルのつらさを更新してくる。

保育園は病気の子供を受けいれないので「○○君、お熱が出まして〜」と一報が来た瞬間から、親の仕事がストップするのも大変だけど(そんでその際、なぜか父親ではなく母親が会社を早退して、そのまま子供の世話係になりがちな社会の不公平にも触れたいけど)今回はいったん置いといて、子供から貰う病気についてだけ書きたい。

「保育園にいれたら、最初の一年はもう病気ばっかり貰ってくるから!」という子育てママの言葉を、子供を産む前の私は「そうか〜、看病大変そうだな〜」と解釈していたが、違う。ここ数年で「濃厚接触」という言葉が一般化したが、家族の中にウイルスを持った者がいれば、それは一家全滅の可能性があることを意味する。子供が病気になるイコール自分も同じ病気になる。こんなにシンプルなことが、子供を持つ前の私は、わかっていなかった。

ここから先は

1,987字 / 1画像
この記事のみ ¥ 200

記事が気に入ったら、シェアやいいねをしてもらえると嬉しいです。