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想像だけでは、わからないこと

うちの息子が今日も、ださい服を着ている。正確にいうと、Tシャツと短パン、それぞれ単品では可愛いけど、組み合わせの問題。

その色とその柄を組み合わせると、ガチャガチャするよね??っていう、ダメな合わせ方をしている。でも、息子がこれがいいと言い張るんだから仕方ない。

うちの子は2歳頃から「これ着たい!!」を主張し、真夏にトミカのトレーナーを着たがったり、パジャマで登園したがったりした。それは冬の服だよ、とかそれはパジャマなんだよ、と諭しても、わかってくれるわけがなく「これじゃなきゃヤダ!!」と言って泣き、暴れる。しょうがないから、パジャマでお散歩に行ったことも何回かある。

子どもが生まれるずっと前、パジャマを着た子どもを公園で見かけると「着替えさせないのかな…?」と不思議に思っていたが、当事者になってみて「謎はすべてとけた!!!」の心境である。子供の服=親のセンスではないのだ。

他者の立場を「想像」して配慮するのは大事だけど、想像力には限界がある。この社会が子育てに厳しいのは、子育てにまつわる様々なことについて、「知識」不足か、知識をアップデート出来ていない人が多いからかもしれない。

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