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二拠点生活で何をしているのか

二拠点生活をはじめたことを言うと、
それで何してるの?と言われたことがあります。

私にとって二拠点生活は、特別何かをするというより、
少し不便で時間がかかったりするけれどしみじみ癒される生活、
現代風でいうとスローライフを楽しんでいるといったところでしょうか。


東京の自宅では何でもないただのこなす”家事”だったり、
なんとなくYouTube見ていたりしていた時間が、
千葉の家にくるとがらっと変わります。


【家事】
千葉の家には電子レンジも掃除機もありません。
なので家事はひとつひとつが時間がかかりますが、
これもなかなか良いんです。

例えばごはん(白米)。
保温する炊飯器はないのでおひつにいれていますが、
冷ごはんの美味しさに驚きました。
子どもも違いが分かるのか非常によく食べます。
レンジを使って温める必要性は感じません。

うっかり炊き忘れたときの為に、冷凍に最低限のストックはしています。
その解凍はレンジがないのでせいろで行います。
蒸して解凍したごはんの美味しいこと。
そして、蒸しすぎ、という概念は存在しないようで、
時間を気にせずせいろにいれておけるのも気が楽です。


掃除についてはあまり好きではなかったので特に意気込んで買ったものはなく、大家さんがおいてくれていた室内箒を使っていました。

しかし幼い娘たちの食べこぼしや粘土のカスなどは箒では対応しきれないことが判明し、クイックルワイパーを購入。

自宅ではルンバ+部分的にダイソン、気が向いたらブラーバ使用という感じだったので、自分で身体を動かして掃除することが今まであまりなくて。

一生懸命動いて部屋をキレイにするって気持ちよいな、と思えるようになりました。
それに、自然と汚れたらすぐキレイにする習慣がついたかもしれません。

キッチンの流しなんかも、とても清潔に保てています。


【娯楽】
またテレビもないし、ネットも契約していないので、スマホを使うのはちょっとした調べもの程度で、大人もこどもも動画を見たりすることはありません。

なおさら何してるの???
という感じかもしれませんが、
やることはたくさんあります。


例えば庭の雑草。
一週間たってまた家に来てみるとすぐに草ぼうぼう。
手に負えなくなる前にむしります。

それから菜園の手入れも欠かせません。

まず害虫をくまなく探し、捕殺。
逆に草むしりの時にテントウムシやカマキリなどの益虫にであったら、
そっと菜園のほうに移動させます。

それから枯れているところや、混みあっているところを間引きます。
収穫するものがあれば収穫も、といった感じで
あっという間に1時間くらい経ってしまいます。

9月は種をまくものがたくさんあって更に忙しかったですね。

食事の際は庭でお肉等を焼いて食べることが多いのですが、
その時庭のサンチュをまいて食べるのがなんとも贅沢な気持ちになります。


DIYもこの生活ではじめて挑戦しました。
といっても簡単なレイズドベッドですが、
初心者にとっては、材料や道具を選びにホームセンターに行くだけで
分からないことでいっぱい!
店員さんに教わったり、調べたり。

このあたりの準備は平日の空き時間に行うので、あっという間にタイムオーバー(保育園お迎え時間)になりますので、
ちょこちょこ進めていく感じでした。
それもまた毎日楽しみがあってよかったです。

作った(といえるか微妙ですが)レイズドベッドについてはまた別記事を
のせたいと思います。

他には、公園で集めたどんぐりを使ったリースを作ったりもしました。






出かけることもありますが、
公園とか市場に買い出し程度です。

公園も東京の狭くて混んでいる公園とはまったく別物で。
私も楽しく遊んでしまいました。

買い出しはコストコ、道の駅(のような店)、魚市場が主です。
野菜は珍しいものが多いし、旬のものがどっさり売っているのでとても楽しいです。

東京で食べる分も千葉で買っていくことが多いです。


【総括】
こんな感じで身体を目一杯使っているので、
20時ころには体力もほぼ残っておらず、子どもと一緒にあっさりと寝てしまいます。

そうすると自然と早く目が覚めるので、
静かなうちに一人で読書をしたり、日が昇ったら庭の菜園の手入れをしたり…といったサイクルになります。



東京の生活は、子供の世話を除いてほとんど動かずにすべてが完了してしまうのですべてが新鮮です。

次はあれをやりたい、というのが常にあって心が満たされている感じがします。


コロナも長くなり、
なんだか疲れたなぁ、イライラする…ということが続いている方がいれば
この原始的な生活で癒される、というライフスタイルもぜひおすすめです。


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