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④思考停止という病

【なぜ自分の頭で考えられないのか?】
前例主義
知識不足
ゴールがない

前例主義とは何かを行う時に、過去のやり方、結果を引き継ぐという考え方。
前例主義は斜陽産業によく見られる傾向。
「昔からこうやってきた」「これが最善の方法」など。
前例主義におちいると、ルールに縛られ、前頭前野を使うようなクリエイティブな思考が働かない。記憶に頼るだけで過去の最適化しか行っていない。

「前へならえ」がダメな大人を作り出す。
前例主義の根底にあるのが前へならえ。
小学校の頃から盲目的に従ってきた。考えずに従ってきたから考えることをやめるクセがついてしまう。
・自分がどういう勉強をするのか
・将来何になりたいのか
・今何をしなければならないのか
そういったものが、自分の意思で決められなくなる。

【知識量が全てを解決する】
思考停止の原因は知識がないこと。それも絶対的な量の不足
脳は知っているものしか認識できない。人間の認識は過去の記憶でできている。

【思考していない人=ゴールがない人】
思考の場合、ゴールがないというのは問題意識を持っていない状態。
どうすれば問題意識を持てるか、それはゴールを持てばいい。
ゴールがあれば抽象思考がうまくなる。

発達心理学の世界では成人が無意識に下す判断のうち8〜9割は親のモノマネだと言われている。

権力者というのは、権力を維持するために思考停止して欲しいと思っている。それは当然で、自分で考えられたら非常に困るから。
企業は頭のいい人よりも、バカな人に売るほうが簡単。すべてビジネスだから。

常に自分の頭で考えられる人は判断を間違えたりすることなくなるだけでなく騙されることがなくなる。
詐欺師などは情動につけこんで、嘘の論理で攻めてくる。
だから、情動と論理を切り離して考える力が必要。

疑うことこそ、考える第一歩。

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