2023.11.18.(Sat) GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 "THE BEST" 追加公演 有明アリーナ1日目の感想
10年目のGENERATIONS
EXILE、三代目 J SOUL BROTHERSに続くLDHの本流といえるグループがGENERATIONSかなと勝手に思ってます
RAMPAGE、FANTASTICSまではLDHクラシックって感じでそこから続くBALLISTIK BOYZ以降はLDH新世代というイメージ
区分けとしてはPSYCHIC FEVERまでがJr EXILEとはなっているけどね
このグループはライブがうまいというのがまず一点
客席の巻き込み方っていうのかな?そういうのが特にうまいよね
作り込みをした上でライブだからこそ、外していいところは外して衝動でやっていいところを見極める力が強い
そして全員が意外とちゃんとバラエティ対応できるし、人によっては演技できる人、EXPG生の育成という分野に強い人と、一人一人がそれぞれGENERATIONSだったりLDHという組織内で必要なピースになれるポテンシャルがあるのでそういうところの強みがあるし、個人仕事で得た物をグループに持ち帰ってくるっていうのはすごいできるメンバーなのかと思います
今メンズグループ戦国時代という中で頭一つ抜け出すのは本当に難しいけど、この情勢の中でなんかいつの間に消えちゃったっていうのはなさそうな雰囲気あって安心して見れますわな
なによりも最終的にライブを一番大事にしてくれてるのが、現場派としては非常に嬉しい
結局現場なのよ
『THE BEST』
先日11月21日でめでたく11年目を迎えたGENERATIONSの10年目イヤーを彩るのがこのツアーな訳ですが、10年を振り返りつつも「今の」GENERATIONSを見せるという構成になっている感じ
その中でこぼれた部分を補完するのがもう一つの『THE STORY』ツアーって訳ですな
ツアーの作り方として最新アルバムを基調として盛り上がり楽曲を混ぜていく
そこにバラードパート、パフォーマーの活躍するDanceTrackが入ってくるというのがLDHグループの一般的なツアーセトリ構成というイメージ
ここに初期楽曲を入れつつ、中盤にGENEの歴史(全国ツアー視点)のパートを含めたという構成になってます
今までのツアーがそれぞれのツアーコンセプトの世界観をベースにセトリを作っていることに対して、今回はツアーコンセプトがGENERATIONSそのものだったという構造になっているのかな、と思ってます
ちなみに長野公演2回、有明公演2回、追加公演有明公演1回の計5回見てます
推しメン 佐野玲於
きっかけはファントミのメンちゃんだったりEダンスアカデミーの隼くんだったりするのだけど、パフォーマンスを色々見た結果で玲於くんか裕太くんかなとなって、最終的にはダンスのカマし感、プラスKRUMPというダンスジャンルに惹かれての玲於推しみたいな感じですね
裕太くんのダンス万能感もよいけど、あの感じは佐野玲於独特の物なので非常に興味深い
KRUMPというダンスジャンルはパワーと攻撃的なムーブと見られがちだが、実際はコンテンポラリーダンス的な素養も求められるジャンルで、表現力の高さが要求される
ゆったりしたバラードなどの楽曲でのダンスでその表現力を是非見てほしい
個人的にLDH現役パフォーマーでトップ3を挙げるとしたら、EXILE NAOTO・世界・中務裕太の三人だと思ってます
この辺はLDH履修する上で絶対見ておいて
とは言え、男がメンズグループで推しを決める意味が果たしてあるのか?というそもそも的な問題は依然として存在している笑
アリーナについて
有明アリーナ
キャパ最大15,000席
2019年に東京オリンピック向けに竣工した屋内体育館・音楽イベントアリーナ施設
有明ガーデンシアターと間違って来ちゃった人が泣きながら引き返す施設です
音は非常によくないので、是非LDHさんは利用を控えてほしい
照明の数の割りには全体的に暗いし、見えにくい座席もけっこう多いです
東京が誇るゴミ箱の一つ
座席
Eブロック GATE23 3階 19列 62番
春頃にRAMPAGEツアーでここらへんに座ると何も見えないと話題になった、返金騒動のクソ席です笑笑笑
照明設備に変更が加えられて(小さくなった)メインステージは見えるようになったけど、花道の出島ステージは一切見えません、クソ席でもメンバーが傍に行くための構造なのに逆に視界から消え失せます
クソの中のクソ、ゴミ溜めの中に産まれた一匹のウジ虫の様な席です
アウトドア用の双眼鏡装備でメインステージは楽しめますが、音もよくないのにメンバーがスクリーンでしか確認できないシチュエーションではこのガチめの装備でも無力感しかない
長野でよい席を体験していたからギリギリ許せるレベルである笑
有明公演1日目の感想
公演の流れ
前半は春先の新アルバムと人気楽曲中心にパフォーマンス、からボーカルをフォーカスしたパート
中盤に10年の歴史を振り返る過去のツアーの代表楽曲パート
最後に盛り上げ楽曲から、自己紹介ソング『PARTY7 -GENEjaNIGHT-』で本編終了
Party7はGENE高の主題歌としてはベストマッチだけど、ライブでやられても正直困るので自分が行く時はあんまやってほしくない笑
アンコールはDance Trackから始まり、新曲『Diamonds』のツアー初パフォーマンス(『EverGreen』はセトリ落ち)
GENERATIONSを象徴する楽曲である『DREAMERS』、ラストは新アルバムから『X ~未来への手紙~』で〆
ピックアップ楽曲
ほぼ双眼鏡の野鳥の会状態なので、正直ライブで得られるリビドー的な感想は書きにくいです
だから普段はなるべく双眼鏡を使わないのだけど
過去にいい席で見てるので、知っている見所をチェックする作業になっている部分はなきにしもあらず
それでもすごい楽しいのは演者の力量がすごいから
ここに挙げていない楽曲でも見所多いです
『G-ENERGY』での玲於くんのカマしっぷりとかマジで気持ちいいので、これは本当に見てほしい
それではセトリの中から特に見て欲しい楽曲をピックアップ
『ワンダーラスト』
この曲は非常にいい
前向きだし、ノリのよい楽曲でセトリに入れておいて間違いがない
開幕特効演出からこの楽曲が始まると一気にテンションMAXにアガる
セトリ一曲目で勝利確定という奴である
サビダンスはマネして楽しいので皆踊ればいいのにといつも思うけど、LDHメンズグループのライブビックリするほど振りコピいないよね
いざえぐでBGMかかってる時はけっこう振りコピヲタクいるから、ライブ中はやんない文化なのかな?などとは思っている
『ki・mi・ni・mu・chu』はさすがに皆やるよね?
『EXperience Greatness』
EXPG応援ソング、THE STAGEでだいたいどっかでかかります笑
さわやか青春な感じでよい
MVも秀逸でパフォーマーそれぞれが自分の得意なジャンルのダンスを披露するシーンや、大人数のEXPG生バックダンサーを従えるシーンはスケール感もあって楽しい
今回は10周年ツアーということでメンバーだけに拘った構成だけど、普段のツアーではEXPGダンサーが登場してメチャクチャ華やかなステージなので是非一度見てほしい
『Stupid ~真っ赤なブレスレット~』
失恋の歌、自分の元を去った女性が残していった真っ赤なブレスレットが自分の心を縛り続けるという歌詞
この楽曲の見所はこの歌詞世界をパフォーマー達がダンスで表現するところ
音楽と歌詞の世界を肉体で可視化するというのをじっくりと見て欲しい楽曲
振り付けも秀逸
今回のツアーで更に見所と言えるのは、この楽曲パフォーマンスに使う真っ赤なゴムベルト
ゴムベルトが五人のパフォーマーを繋いで、真っ赤なブレスレットに縛られた感情を表現する
落ちサビ前の間奏ではこのゴムバンドを四角にして鏡の枠を表現する
この仮想鏡の両側で裕太くんと玲於くんの鏡面ダンスがすごい
鏡面ダンスをしたままぐるっとステージを回って最後に裕太くんがアクロバットで玲於くん(鏡に写った自分自身)を飛び越えて自分の殻を破る演出が心憎い
パフォーマーの見せ場としては今年一番の楽曲だったと言い切ります
『涙』
また失恋ソングです、さーせん
この楽曲はボーカルの見せ場、歌詞の中に時間経過が見えていて、それを歌唱力でどう表現していくかが見所
1サビ ”一番最後の君の涙は 「サヨナラ」「ゴメンネ」そう言いながら 今 零れた”
2サビ ”一番最後の君の涙は もどかしいやるせない 想いだけが 溢れている”
大サビ ”一番最後の君の涙は 「サヨナラ」「ゴメンネ」そう言いながら 今日 零れた”
椅子に座ったパフォーマーのダンスも見所
演出の水色の吹き流しもかっこいいです
『A New Chronicle』
GENEの歴史振り返りパートで最もぶち上がる楽曲
少年クロニクルツアーの表題曲
とにかくクールでケミカルな楽曲を歌い上げるボーカルと、ぶちかましまくるパフォーマーのダンスが見所
理屈じゃなくて一瞬でブチ上がれます
マジで最高なので一生見てたい
『Diamonds』
最新楽曲のツアー初披露
マジでかっこいい、EXILE Tribeアワード2023グランプリに選びました。
異論は許しません、マジでイケてる
LDHらしさが満載でありながら、今時の楽曲とダンスしてしっかり成立している
これは本当にいい
いい席で見ても、よくない席で見ても楽しい
そんなわけで有明アリーナのGENERATIONSではどうもいい座席に恵まれなかった今年ですが、よくない席で見ても負け惜しみじゃなくて『ちゃんと楽しい』のはGENERATIONSの力量あってこそだなということは、声を大にして申し上げたい
いや長野とかさいたまスーパーアリーナBOTなんかでクッソいい席でGENE見てるので、よくない席もそりゃあります
以前のnoteで書いた後ろで見ることによる発見もあるので、前方意識がそこまで強くないという意識も特に変わりないところ
逆にファンになりたての人には前の方で見て欲しいのよね
一生懸命推してる人こそ前で見るべきというご意見も世の中にはあるのは当然なんだけど、ぼくは新規の人が見てみたいなって思った結果FC入って応募したらいい席当たっちゃったというのはガンガン推奨したい
後ろの方に熱心なファンがいて盛り上げてるとライブの熱量が上がるので、複数垢とかチケット転売使ってでも、なんとしても前に行くという行為だけじゃなくて後ろでも楽しむ術というのは身につけてほしいな
後ろから出した声は前に飛ぶので会場全体を盛り上げる効果はあると思うんですよね
個人的には後方支援と呼んでます笑
ま、結局楽しめちゃったから今日もぼくの勝利です
GENE楽しい!
という感じです
では、また