「この1曲」がある その2
前回の続きです。
最推しJustinを中心にいろいろ聴いていた雑食期を過ごしていたら、その日はやってきた。
突然やってきた第4期
突然耳に入ってきたのがPanic! At The Discoのこの曲だった。
え、もうこれ4年も前なん?体感的にはまだちょっと前な感じなのだが。
その頃よくTOP 50 INTERNATIONALみたいな動画をYouTubeでみていた。サビの部分だけ流れる動画だ。この曲が耳にとまった。
P!ATDは以前から知っていたが、曲はあまり聴いたことがなかった。それからP!ATDの曲を聴きあさろうとしたところで、次に聴いた曲で完沼(完全に沼にはまったという意味の私が作ったの造語です)確定。
なんて言うんだろう、この感じ。ジャズっぽさというかシナトラさというか。これ、ライブだと違うアレンジしてくるのがまたいい。
そう、私はライブに行ったのだ。2018年10月のZepp大阪。P!ATDを聴き始めた頃に日本でライブがあるのを知って、即チケットを取った。出産後一度もライブに行っていなかった上に一人参戦で若干の不安はあったが、その不安をも吹き飛ばすくらい最高だった。
さかのぼって聴いたP!ATDのデビュー曲。
当時(え、もうこれ16年前!?衝撃)も耳にはしていたが、ハマってはおらず。ボーカルのBrendon以外は脱退してしまい、今やBrendon=P!ATDです。
でも言われてみると、こういうジャンル(いわゆる"エモ"系)を好きになる兆候はあった。Fall Out Boyが好きだったからだ。Dance Danceをサマソニで生で聞いたのはいい思い出。
この曲がすごく好きなのだが、歌詞が何というか詩的というかpoetryというか。日本語で「ポエムみたい」というと悪い意味にもとれるが、これはもちろんいい意味である。詩情がある?詩情豊か?とでも言おうか。
" And when your stitch comes to loose
I want to sleep on every piece of fuzz
And stuffing that comes out of you, you
I took too many hits off this memory
I need to come down"
ここの歌詞が特に好きだけど、うまく日本語にできない。
同じような詩情を、P!ATDにも感じる。例えばKing of the clouds。
"Some only live to die, I'm alive to fly higher
than angel in outfield inside of my mind
I'm ascending these ladders, I'm climbin', say goodbye
this old world, this old world"
この歌詞にいたっては、単語の意味すらわからない。ascending って何?
続き。
”And when I fall to rise with stardust in my eyes
in the backbone of the night, I7m combustible
Dust in the fire when I can't sleep a wink, I'm too tired
this old world this old world"
"this old world"が2回ずつ出てくるのがポイントですね(この前にも出てくる)。
和訳はできないが、情景は思い浮かぶのが不思議。
Kpopの前、ラテンにハマった第5期。
ラテンは、シャキーラとかJ Balvinくらいしか知らなかったが、話題になった曲なんかは聴いていた。ラテンをよく聴くきっかけになったのはこの曲がきっかけかな。
中毒性がある。Drakeは知っていたけど、Bad Bunnyは初めて知った。声が特徴的。
スペインドラマを見始めたのもきっかけとなった。アメリカのドラマはよくみていたが、スペインにも手を出してしまった。音楽とドラマはリンクする。韓国ドラマとKpopも同じだ。
ドラマの話になるが、初めてみたスペインドラマはロックアップ女子刑務所(ウェントワースからの女子刑務所繋がり)。めっちゃ怖かったけどめっちゃおもしろかった。聞き慣れないスペイン語が新鮮だった。
そのあとが、ペーパーハウス。このためのNetflixに加入した。今では韓国ドラマメインにみているが、そもそもはスペインドラマ目的だったのだ。
余談だが、ペーパーハウスコリアはナイロビが本家と違いすぎて見ていられなかった。本家のナイロビ役のAlba Floresさんは男気を感じて(女性だけど)めちゃくちゃカッコいいけど、コリアの女優さんはそういう雰囲気ではまったくない(主観)。
ペーパーハウスのあとがエリート。シーズン3まで一気に見た(4,5は未見。キャストが大幅に変わっちゃって)。もう、美男美女で見ているだけで楽しい。高校が舞台なので若者向けのドラマだと思うが、おもしろかった。
こんなオサレで大人な高校生おる・・・?と思ったが、いるんだろう。制服のズボンがピチッとしているのが新鮮だった。当然のように女子生徒もズボンを履いている。日本でも女子生徒がズボンを選べる学校が増えてきているが、スラックスって感じでちょっとハードルが高い感じがする。自分が中学生だったら、ズボンを履きたくてもまず選ばない。女子生徒がもっと気軽に履けるような制服ズボンだったらいいのにな、と思う。
俳優陣はみんなスタイリッシュでスマート。推しが決められなくて困っていたが、Albaro Ricoくんがひたすらかっこいい。
で、この頃はApple Musicでよくラテンのいろんなプレイリストを聴いていたのだが、いいなと思った曲を歌っているAitanaさんと、エリートのグスマン役のMiguel Bernardeauさんが交際していると知り、あらっ!あなたたち付き合ってんの!?と喜んだ私は正真正銘のオバちゃんやなと思った。
話をラテンミュージックに戻す。
スペイン語はスペインやメキシコ、南米の多くの国の公用語となっている。ラテンミュージックはそれだけ広い世界で聴かれているインターナショナルな音楽だと思った。それまで、私の中ではラテンミュージックと言えばコロンビアかプエルトリコのイメージだったが、例えば上述のAitanaさんはスペインのシンガー。
Reikはメキシコの三人組。
OzunaとMyke Towersはプエルトリコ、Karol Gはコロンビア。
エリートにも出演しているDana Paolaはメキシコ。Sebastian Yatraはプエルトリコ。
母国語が共通だと、国を越えてのコラボのハードルが低いよな。
スペインドラマのエリートを観終わったあと、ついに愛の不時着に手を出してしまい、韓国ドラマとKpopにのめりこんでいきました。続く。
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