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アートディレクターになる前に結婚式準備をした 僕だからこそ伝えられること

こんにちは。CRAZY WEDDING の山田浩貴です。

今回は、僕がCRAZYに入る前に自分で行った結婚式準備とCRAZYのアートディレクター(以下:AD)になってみて、こんなことをしたらより結婚式準備が楽しみになるなという視点で書いてみました。

後半では実際に面会でご提案した内容も記載しています。

今回は下記についてお伝えします。
・自分の好きな世界観を伝えるためには?
・アイテムに迷ったら、「ゲストがどんな価値を持ち帰ることができるか」を基準にして選ぼう
・アイテムを手作りしたいなら  自分の得意と好きを生かそう

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自分の好きな世界観を伝えるためには?

上記の画像は画像収集サービスのPinterestというアプリで集めた自分の結婚式準備の時に集めたイメージです。

Pinterestは自分の好きなテイストを認識するために、実際に御面会が始まったお二人にもお願いしています。

当時は、オリジナルウェディングを知って、おしゃれな結婚式とはなんぞやと思いながら、ひたすらイメージをピンしていました。今見るととりあえず集めているだけなので、統一感がないですね。

CRAZYに入り、学んだことはテイストや時代感を統一させることで空間としてのまとまりが生まれ、世界観がつくれることです。

下記を意識すると自分好みの世界観がより具体的になります。
・サブボードで、どこの場所か(高砂、挙式、ゲスト卓)、どのアイテムのイメージかを分類する。
・嫌いなテイストも集めてみる。自分の好みの輪郭がはっきりします。
・一度集めたけど、違うと思うものもサブボードにしておく。

下記は、担当した婚礼で集めたイメージになります。

ピン

CRAZYでは、お二人の人生背景をヒアリングし、お二人だけの紡いだコンセプトを元に意味合いも込めて空間をつくっています。

自分好みの世界観を認識出来ると、結婚式の理想の世界観を伝えられるだけではなく、部屋のインテリアに統一感を出すことにも繋がりますのでチャレンジしてみてください。

因みに、新婦さんは積極的にイメージを集められるが、新郎さんは最初にログインして数枚画像を集めてそれっきりという方が多い傾向です。

そんな時には二人で共有するボードを作ってみて、デートの合間の移動時間だけ集めてみるなど一緒に時間を区切って行うことがお勧めです。


アイテムにこだわりたいけど、どう選んだらいい?

一般的に用意するアイテムは下記のような物があります。
・招待状
・席札
・席次表もしくはエスコートアイテム
・メニュー表
・誓約書
・リングピロー

この中で席次表もしくはエスコートアイテムについて書こうと思います。
ここでのポイントは「ゲストがどんな価値を持ち帰ることができるか」を意識することで何を選ぶべきかを決められると思います。

以前、エスコートアイテムってどう使うのか自分は分かりませんでした。なので、その役割を説明すると、会場入り口に名札(ゲストの名前とテーブルナンバーを記載)と、空間やコンセプトに合わせたアイテムを一緒に置いておきます。それをゲストが取り、指定されたテーブルに行くと、席札があるのでそこが自分の席だと認識することが出来ます。この場合、席次表は無いのが通常です。

席次表のメリットとしては、当日参列する方をゲストが知ることが出来る、名前が分かった方がコンテンツでゲスト同士が話しやすくなるということがあります。

過去には堅苦しい雰囲気が嫌なので、二人が思うゲストの一言キャッチコピーを一人一人に付けた方もいらっしゃいました。

またエスコートアイテムのメリットは、ゲストが披露宴開始前から、空間の雰囲気を共有できたり、同じ物を身につけることで一体感を出せるということがあります。

過去にはフェスが好きなお二人にはリストバンドにしたり、誓約書とエスコートアイテムをペアにして、お二人とゲストが同じ物を共有出来るアイテムをご提案させて頂きました。背景にある想いはもっとあるのですがここでは割愛しますね。

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このようにゲストがどんな価値を持ち帰ることができるかを私たちも考えて御提案しています。

僕は席次表と合わせて、ゲストに装飾の雰囲気を楽しんでもらいたいと思い、身につけられるミニブーケを手作りしました。なのでこれでなくてはならないという考え方はありませんのでこれから準備する方は自由に発想をしてみてください。

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アイテムを手作りしたいなら  自分の得意と好きを生かそう

ここからは僕が結婚式準備をする際に利用した好きなお店を紹介させて頂きます。ADになった今でも頻繁に利用しています。

ドライフラワーを使ったアイテム作り

蔵前にあるeast side tokyoさんはリアルな造花とドライフラワーを販売していて、会員登録をすると安く購入することが出来ます。増加のリアルさは今まで見たお店の中でも一番です。上記画像の席次表の背景もドライフラワーの花びらをちぎり、貼り合わせて絵にしました。


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アンティーク好きにおすすめのリングピローの探し方

お店で探すのもありですが、週末に開かれる蚤の市に出店されるお店で安く購入することも出来ます。

目当ての物がない可能性もありますが「こんなものを探しているのですが・・」と相談してみると後日、倉庫に保管している物を持ってきてくれたりします。

上記の写真のガラスケース2点とホルンのブローチは、足繁く通っていた際に出会ったFloat Gallery Antiquesさんにて購入した物。気のいい兄弟でヴィンテージアクセサリーやヨーロッパの小物を中心に販売されています。
センスのある物を適正な値段で揃えているので、この人達に会うのを目当てに蚤の市に行きます。


CRAZYのアートディレクターは多彩な分野から集まっているので担当者に相談してみると、もっと色々なアイデアやこだわりのお店などを聞くことが出来ますので是非御相談ください。

またCRAZY WEDDINGのプロデューサーとアートディレクターがそれぞれの想いをnoteで記事にしていますので合わせて読んで頂けると幸いです。

少しでもこれから結婚式を迎えるあなたに、私たちの想いが届くことを願っております。




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