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傑出する〜リーダーシップの旅〜 #0
食べたいアイスクリームが2つある。
カップルならそれぞれを1個ずつ買い、シェアすることで両方を味わうことができる。
ーーシェアしない?ーーの一言とどちらかの優しさがあれば。自分と誰かがいるだけそこには社会がある。このシチュエーションだけでも小さな意思決定とリードが存在している。
大学4年の時、いきなりではあったがチームメイトの推薦からキャプテンに就任した。
1部昇格、1部残留、インカレ初出場と毎年功績を残してきた3年間とは裏腹に4年時は2部降格。
きっとリーダーの器ではなかったのであろう。自分の力不足に落胆しながらもこの経験は無駄ではなかったと思いたい。
プロになってから2年目、監督交代を機にゲームキャプテンに就任した。
プロ3年目では、また新監督のもとトラストパーソン(中間管理職のようなマネジメントの役割)という役職に就任。
何度となく機会は訪れた。未熟者でリーダーの器ではなかったけど、リーダーになり得る可能性はあるのではないかと自分に問うてみた。
生まれ持った才能で率いるカリスマ性を真似することは難しい。そんな限られた才能を持った人だけがリーダーになるのだとしたら世も末である。きっと誰もが可能性を秘めている。
国を率いる総理大臣であったり、県知事、大企業の社長のようなリーダーを目指す旅ではない。
自分と誰かがいるだけ、2人の関係であっても十分に社会は成立する。ネプリーグの最終トロッコで右か左かを選択するこれもまたリーダーシップである。
そもそもリーダーになりたい!と思ってなれるものではない。リーダーはあるひとりの志や利己から始まる。その言動をみているうちにフォロワーが増え結果としてリーダーになっている。気がついたらパターンだ。
キング牧師が「仕事と自由のためのワシントン大行進」の演説で繰り返したあまりに有名なフレーズ
私には夢がある。 I have a dream.
のリフレイン。
「私には」という一人称の表現を使い志を訴えた。それと同じ志を持つ同志が溢れて気がついたら「我々の夢」へと昇華していくのである。
だからこそ自分も「私には」で最大限自分の望むものを声に出して言いたい。
私には目標がある。毎日をタフに過ごすという目標が。
私には目標がある。今年J3を優勝するという目標が。
私には目標がある。県総が大勢のサポーターでカターレ色に染まることが。
私には目標がある。J1でプレーする最大目標が。
できることは惜しみなく挑戦していく。
ひとり、そしてひとりと同じ志を持つ同志の輪を広げて。
"旅を前にして、人は、そんな新しいやり方は非現実的だ、不可能だと言う。
旅を終えて、人は、なぜ自分たちがそんなふうに言っていたのかすら不思議に思うーー。"
有料ですが興味のある方はぜひ拝読ください。
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過去のキャプテンやリーダーとしての経験とあらゆるジャンルのリーダーからの学びを武器に挑戦している記録を綴ります。言葉と行動で示し、フォロワ…