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チャットGPTでブレインストーミング

くもりときどきミートボール』というアニメ映画がある。主人公はダメダメなお騒がせ発明家。何をやっても失敗ばかり。町の人から疎まれ、父親にも発明家を諦めて欲しいと言われる始末。

そんな主人公が偶然生み出した『コップ一杯の水から何でも作れる食べ物マシーン』町の人は喜び食べ物に困ることはなくなった。しかしその食べ物マシーンは暴走し、食べ物の嵐となって世界を襲う。

長年の夢であった発明家として認められた主人公はこの食べ物マシーンを停止させることに抵抗がある。でも、世界を救うために立ち上がる。

まあ、よくある設定。欠点だらけの主人公が、絶望を感じて立ち上がる話。面白いからぜひ見て欲しいんだけど、今回話をしたいのは二作目『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』の中の話。

一作目で暴走してしまった食べ物マシーンに目を付けた巨大企業の最高責任者『チェスターV』この男が主人公に近づいて利用し、食べ物マシーンを我が物にしようとする話。

このチェスターVという男、まぁ悪いんですよ。でも、すごい科学者なの。主人公が子供の頃から憧れていて、チェスターVに影響されて発明家となったくらいの人なのに極悪人。

自分の利益のためなら他人を蹴落としたって構わない。人を誰も信用しないというクズっぷり。秘書は人間の脳を埋め込んだオラウータンだし。すがすがしい悪役!

でも今回、私はこの悪役からとある手法を学んだ。それがブレインストーミングだ。

ブレインストーミングとは、複数人が集まってアイディアを出し合うこと。知恵の出し合いだね!そして、このブレインストーミングには4つの決まりがある。

1.批判しない、結論をすぐに求めない
2.アイデアは躊躇せず全部出す、突拍子もないもの歓迎
3.質より量
4.最後にまとめる

これ、小説家及び文字書き民にとってめちゃくちゃ有効な手段だと思うの!ネタが無いとき、コレいいよ!

アイデアは出してなんぼ。凡人でも、収益化を狙う人も、趣味の人も、アイデアは欲しいじゃろ。ブレインストーミングやろ!

本当は複数人でやるものっぽいんだけれど、別に一人でやったっていいみたい。でもね、一人じゃロクなアイデアなんて思いつかないよね。わかるわ~

そんなポンポンとネタが出せるのなら誰も苦労しないっつーの。はい、こんな方法使えない!と言う前に待って!!!

物語でチェスターVは自分の分身のフォログラムと会議をしていた。それみて思ったの。そうか、自分の分身とブレインストーミングやればいいんだって。

どういうことかって?チャットGPTを使うのだああああ!!!!!

既に出てたらすまん。でも私はこの方法いいなって思ったの。もちろん、無料のチャットGPTでいい。サインインもしなくていい。なんならCopilotでも他のAIでもなんでもいい。

今回はチャットGPTだよーん。


こーんなかんじ

ここで、『使えねーネタばっかじゃねぇか!』と絶望しないで欲しいの。ブレインストーミングの4つの決まりを思い出して欲しい。

1.批判しない、結論をすぐに求めない
2.アイデアは躊躇せず全部出す、突拍子もないもの歓迎
3.質より量
4.最後にまとめる

目的はさまざまな視点を出すこと。否定しない。結論を出さない。質より量。とにかく出す!アイデアを生み出せ!!!出すんじゃあああ!


質問をかえろ!


30分とか1時間とか、時間を決めるといいよ。永遠にできちゃうからね。手を変え品を変え、ありとあらゆる角度で質問してみて。1~2個はいいなってネタ出てくるから。

まあ、簡単には出ないよ。出ないから皆書けないし、苦しいんだ。

昔の文豪たち自殺した人いっぱいいるよね。私の愛する太宰治もしかり、三島由紀夫なんてあえて苦痛な切腹だし、創作は憂鬱になる。

それだけ大変なもの。

30代、40代で人生を閉じなければならなかった文豪たち。もっと、もっと生きてくれたら良い作品が生まれたかもしれないのに自ら命を絶ってしまった。それは何故か。

生み出すことがこの上なく苦痛だからだ。

私は70歳の太宰治の作品が読みたかった。悲しみや絶望を乗り越えて、老いに立ち向かい70歳の太宰治はどんな作品を生み出したんだろう。まあ、それはまた別の話だが……。たぶん、太宰治は70歳になっても自殺したと思うよ。死ぬまで何度も自殺したと思う。

創作はそれほど苦しいもの。

だから、少しくらい楽していいと思うの。苦しくなったら吐き出していいと思うの。

AIを使って小説なんて!って否定的な人もいるでしょう。私もそのひとりだったよ。自分自身から生み出すから素晴らしい小説が書けるハズだって。

でも、せっかくあるものを使わないでどうする?

洗濯機があるのに、わざわざ洗濯板の洗濯に意味はある?大変さを実感するのにいいかもしれない。

でも、この現代でそんな面倒なことをしている人がいるのなら、多くの人は馬鹿にするだろう。

小説もいつか、そうなるかもしれない。否定的な言葉を吐く前に使ってみたらいいんじゃない?ってトラ子は思うのだー!!!

合わなかったらまた別の方法を考えればいい。きっと何か良い方法に巡り合うから。

って、偉そうなこと言ってますが私の創作進捗は2パーセントですよ。ええ、色々煮詰めてたらピッコマが邪魔をして数日無駄にしましたわよ。

でも大丈夫。明日から本気出すから!!!


腰痛作家に愛の手を(頂いたサポートは腰痛治療及び文章力向上のための書籍代として使わせて頂きます)