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復讐という感情が好きらしい

ピアノソナタ月光殺人事件。
コナン(新一)が唯一、犯人を自殺させてしまった話。
コナンは推理で犯人を追い詰めるような探偵は殺人犯と一緒と言っている。作者もそれをモットーにしており、犯人が死ぬ話はこの月影島の話のみ。

私はこの話に影響されて、月光を、ベートーベンを崇拝している。

第1楽章は、暗くゆっくりとした雰囲気。物悲しさがあって、どんなに叫んでも届かない恋を憂いている…そんな感じ。
第2楽章は、軽快で楽しい感じ。きっと、好きな人と目があったとか、笑ってくれたとか、そんなちょっとしたエピソードが嬉しかったんだろうな。
そして、第3楽章。私の愛する第3楽章。アップテンポで、高音と低音が交差する。怒りと悲しみ。愛する人に裏切られて嫉妬に狂った人のような。手に入らないとわかっているのに、想いが溢れて止まらない、そんな激情を謳っている。気がする。そんな第3楽章が、好きです。

私は『復讐』という感情が好きらしい。

何かに捕らわれて一生懸命になる姿。それがポジティブであれば、問題は無いんだろうが、どういうわけか。私は常にネガティブな爆発的な感情に興味を持つ。

忠臣蔵とか、22年目の告白とか、レオンなんかも大好きだ!

恋人が、家族が、殺された復讐劇はもちろんだけど忠臣蔵のように主(あるじ)のために、命すら惜しくないという、その感情が好き。

ピアノソナタ月光殺人事件でも、医者という仮面を被りながら、両親と妹を殺した犯人たちを次々と殺していく…。
他に道はあったはずなのに、人を殺す以外に道はあったはずなのに…。

悲しい運命。

というか…コナンのこの話、私の性癖スキがたくさん詰まってる。音楽、月夜、復讐、あとは胸キュンがあれば完璧な私の性癖になっていだけど(笑)

自分の好みがはっきりとしてきた今日このごろ。

ずっと、ぼやっと生きてきた。ここに来て、自分自身、何が好きで何が嫌いかが語源化できりようになってきた。気がする。

ソレはnoteのおかげかな?この修行を得て、小説書いたらマジで面白いものが書ける!気がする!

あとは時間との戦いだなぁ🥰

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