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メルカリで廃盤鍋

愛用の一人用鍋が大分コーティングに傷が付いてきた。
片手で持つには、重いくらいだから余り使っていなかったが、軽い方の鍋はコーティングが剥がれかけてきたので、さすがに身体に影響が出そうだから処分して、重くても使い始めたら、重い分だけ保温が良く料理にしっかり熱が入るようだ。

最近はプラスチックでも、何度も再利用すると、剥がれてマイクロプラスチックとなって、身体に入り込むらしい。
鍋は焦げ付かないように、ガラスや樹脂で加工しているが、経年変化には勝てない。
化学物質や石油由来品は味覚に作用して、身体に善し悪しの区別が付かなくなるし、基本的に入れない方が良い。

そこで、思い切ってステンレスの鍋を探してみた。ステンレスはやはり発明されたフランス製だろう。
原料と配合比率は良く真似出来ない。
安物のステンレスは錆びるが、本場もんは錆びないと思い込んでいる。

ロイヤルクイーンの鍋は、評判が良いので買う気満々だったが、職人がいなくなり、製造はしていないと言う。
無いとなれば、更に欲しくなるのが人間の欠陥だが仕方ない。
今までは、オークションサイトがメインだったが、ポイントに釣られて最近メルカリを始めたから、検索をしていると似たような物の中に、本物らしいのが見つかった。

片手用が欲しいが、片手の取ってが付属しているのは3個セットしか無く、値段で足が出て手が出ない。

Q1Tという一番小さいのを、購入したら2日ほどで届いた。ピカピカのステンレスに水をいれ沸かしてみた。
多層構造なので強火は負荷がかかるから使わないで少し時間がかるが、中火で沸かす。
蓋が圧で簡単にクルクルまわると沸いている証拠で、逆に冷えて来ると蓋が密着して保温性が高まる。

何を作ろうか?最初は味噌汁だろう。
一生物らしいが、本人の先が短いと可哀想に思うのは、ペットの感覚に似ている。


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