TTArtisan 90mm F1.25(機材レビュー)

TTArtisan 90mm F1.25

レンズレビューです

筆者の利用環境
ブライダルで主に動画、ときどき写真を撮っています。
使用カメラはCanonのフルサイズミラーレスです。
ポートレートが好きなので、レビューはすべて人物撮りを基準として話します。

総評
85mmじゃなくて100mmでもなくて90mmのポートレートレンズが欲しかったので、これしかなかった。
ボケ感はとても良い。
TTartisanのレンズを買い足すことはたぶん無い。
レビューもマイナス面が多いが、金額に対しての写りでいえばとても良いレンズ。
なんだかんだ主力レンズ。

好きなところ・メリット
後ボケがトロットロ。 前ボケはフワッフワ。
人物が浮き出るような写り。 ボケがうるさくない。
仕上がりの良さは同業者の評判が良い。ポートレートカメラン絶賛の写り。
F2~F2.8ぐらいが使い勝手がよい。
絞りリングはクリック感がある。適度なトルクでマニュアルならではの微妙な絞り調整がしやすい。
フォーカスリングの可動域が狭い分、動体をマニュアルフォーカスで追いやすい。
ポートレートはこれ1本でいける。

不便なところ・デメリット
金額が安いので仕方ないが、レンズの作りが全体的に安っぽい。
F1.25だとピントがどこきてるのかわかりづらい。 開放の描写は眠い。
マウントのつくりが甘くて、少し遊びがある。レンズを固定しているのに若干動くのでフォーカシングのときに支障がでる。
フォーカスリングの可動域が狭く、ピント合わせがしづらい。90mmF1.25の被写界深度でジャスピンさせるのに、手持ちだとかなり苦慮する。
色が黄色っぽい。ニコンっぽい。これが一番好みでないところ。
重たい。とても重たい。
レンズフードの内側が簡易的に植毛紙を貼っているだけで、隙間があったりと特に安っぽい
レンズフードを仕舞いづらい。逆さにしてはめるだけなので、ちょっと固い。
最短撮影距離1mはちょっと遠い。もう少し寄れたらと思うことが多い。
逆光耐性は無い。なんだこれっていうフレアがでる。フレアが汚くて味もない。

補足情報
電子接点はありませんので、Exifにレンズデータや絞りの情報は残りません。
オートフォーカスはありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?