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202308 / 投げかける影
お盆は帰省し、家族みんなで花火をやるなどした。
義理のお兄さんとも前より打ち解けた感じがする。
こんな人が存在するのか…と驚くほど素敵な人で、妻である姉は見てるこっちがうんざりするほど彼を溺愛しまくっている。
とはいえ、こんなに大好きだと思える人と出会えるのは素直にすごいことだよなぁと思う。
人のことを好きになれない訳ではないんだけど、良くも悪くも色々な経験をしてしまったせいで人間という生き物が心底嫌になってしまった。
そんな自分もだらだらと人間として生きちゃってるから困っちゃいますね、他人のことも自分のこともどんどん面倒くさくなる一方です。
とある人にこのことを話したところ、人間というのはそもそも悪意の塊、あなたは人間に対して期待をしすぎなんじゃないかと言われた。
他人に軽卒に心を開いてもロクなことにならないと最低限の警戒心は持ち続けていたつもりだったのに、変なところで相手に対しての期待値が上がっていたのだとその時に気付いた。
ちぐはぐなんだよな、自分は簡単に心開かないくせに勝手に相手に期待してて。生きづらさの原因を自分自身で生成している。馬鹿じゃんよ。
人間に期待をしすぎても、かといって拒絶しすぎてもダメなんだよな、このバランスあまりにも難しすぎない?なんでみんなここを上手に調整して生きれてんの?
人として生きるの向いてないな、と今後の人生の中で何回思わなきゃいけないんだろう。期待も絶望もしたくないよ、これ以上エネルギーを削られたくないよ、本当にめんどくせぇな
◆
今月の私を救ってくれた音 一部
ポストパンクというジャンルを知るべきなのかもしれないと気付く8月。
BOARDのライブ、マジで観たかった… 知るタイミングが1週間ズレてたら東京で観れたかもしれないのに。あ〜〜〜〜〜〜〜( ;ᯅ; )
何事もタイミングなんだよなぁ。切ない。
◆
さて、8月27日は明日の叙景ソロコンサートでした。
夏の名盤と言って差し支えがないアイランドをフルで聴けてしまう非常にありがたい1日。
何やかんやでちまちまと観に行っていたので、生で聴けていないのは甘き渦の微笑くらいだった。(子守歌は潮騒もかもしれないが記憶が曖昧)
でも、アイランドの中でも特に好きな一曲なので、これだけ聴けていないという事実が非常にもどかしくて… この日が本当に待ち遠しかった。
当日。
人の隙間を縫い、前から2列目くらいのところを確保した。十分ありがたいエリアだけど、最前センターから見る絶景を知ってしまっているからもどかしさもあった。思いがけず欲張りになってしまっている…
言わずもがなですが、素晴らしい演奏と歌唱だった。神聖な空気さえ感じる。こんなに美しい絶叫があるのか…と改めてびっくりする。
あの空間にいれて幸せだった。
彼らはどんどんでっかくなるバンドだから、今後はあんなに近い距離で観れることはないのかも。
今考えると、sassya-と明日の叙景ツーマンはエグすぎたな。セトリも新旧バランス良くて最高だったし。
あぁ、ほんとに。こういう夜に救われるな。
生きててよかったなって素直に思えるの、こういう時くらいだ。
音楽の前では素直になれる。丸裸の心で向き合えるコンテンツがあって良かったとしみじみ思う。
9月は怒涛のライブスケジュール。
死ぬ訳にはいかない
生き抜いていきます。