波多野 裕斗

東京医科歯科大を卒業し、2021年から都内で初期研修医。 個性に合わせた多様な子育てを…

波多野 裕斗

東京医科歯科大を卒業し、2021年から都内で初期研修医。 個性に合わせた多様な子育てを応援するアプリ「TOIRO」の開発・運用やユーモアのある無駄を発信する「余日 -yoka - 」(Twitter: @yoka_yohaku)の中の人。

最近の記事

僕たちに「ユーモア」が必要だと思うわけ

「人はモノの状態とヒトの状態を行き来している」と言ったらどう思うでしょうか? 共感するかどうかは人によって様々だと思いますが、僕は最近そんなことを考えています。 そして、モノとヒトの二つの状態を行き来する僕たちにとって「ユーモア」は大事な役割を持っていると思うのです。 モノの状態とヒトの状態モノの状態というのは、その人が持つ知識やスキルなどの能力が評価されている状態です。そこにいるのは必ずしも「その人」である必要はなく、同等の能力を持つ人間どうしなら互いに代替可能です。 い

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      こんにちは、波多野裕斗と申します。 現在東京医科歯科大学医学科5年生(休学中)で、Colonb'sという団体の代表をしています。 Colonb'sは、「デザイン×医療」をテーマに、将来のデザイナーと将来の医療者が繋がり共創するコミュニティです。 今回は、なぜ僕が「デザイン×医療」の掛け合わせに着目し、なぜ学生の間から両者が繋がるべきと考えているかを話していきます。 <目次> ・僕が考える「デザイン」とは ・医療の今とこれから ・Colonb'sがやりたいこと 僕が考える「

      • 医学部5年生にもなって休学した僕の話②

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        • 医学部5年生にもなって休学した僕の話

          note初投稿です。波多野裕斗といいます。 現在、東京医科歯科大学医学科の第5学年の課程を1年間休学し、認知心理学とデータサイエンスを勉強しています。 医学科の6年間の中でこの時期に休学しようという人はあまりおらず、「なんで今!?」と言われることが多いので、これまでの道のりと今僕が考えていることをまとめてみました。 いつもは何かと大義名分をつけてカッコつけがちな僕ですが、今回はありのまま書いてみようと思います。 僕は今、デザイナーと医療者が同じ視点に立ち共に働くことで、日常

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