キタムラの「冷製」マネジャー日記 #182
こんにちは。乙武の右腕ことキタムラです。基本的に乙武の1週間のスケジュール紹介を中心に、思ったことを適当に書いていきます。たまに毒も吐きますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
はやいもので参議院議員選挙が終わり10日ほどが過ぎようとしています。選挙活動をともにしていたボランティアのみなさんと会うこともなくなり、蓄積した疲労もなかなか抜けず、これが燃え尽き症候群というものかと思いましたが、オトタケやボランティアさんたちのように燃えることはしていないのにと、余計に気を滅入らせております。
しかし、そんな私の気持ちはお構いなしに「マネジャー日記」の締切はやってきます。先週の日記で予告したとおり、参院選特集の後編は「ここが変だよ公職選挙法」と「現場で出会ったヤベー奴」の2本立てでお届けします。
その1 ここが変だよ公職選挙法
公職選挙法とはなかなか難しい法律で、気づかないうちに違反しているなんてことはザラにあるそうだ。そこでまずは政治活動と選挙運動の違いを説明すると、こんな感じである。
公選法は二つの違いを以下のように定めている。選挙運動とは、特定の選挙に特定の候補者の当選を目的に投票行為を勧めることであり、政治活動とは、政治上の目的をもって行われるすべての活動から選挙運動を除いたものである。
参院選の公示日は6月22日だったが、オトタケはその1ヵ月前には自身のYou Tubeチャンネルや記者会見で立候補を公表していた。ただ、その時点ではまだ参院選は公示されていないので、そこから公示日までの活動は政治活動ということになる。公示前は、街頭演説や練り歩きに「参議院議員選挙」「東京都選挙区」「無所属」といったワードを使ってはならない、のぼりやタスキに本人の名前が入ったものを使用してはいけないというルールが存在した。そのため街頭では、「国政へ挑戦予定」「五体不満足、国会へ。」というようなフワッとした文言の入ったのぼりを掲げ、「本人」と書いたタスキをかけて活動していた。ただ、「なんの選挙に立候補するんですか」などと聞かれたら、「参議院選挙です」と答えても問題ないそうで、そのへんの理屈は今でもよくわからない。
公示日が近づくにつれ、政治活動も活発になっていく。他の政党の街頭演説と遭遇することもしばしばだったが、ある候補者ののぼりには名前がバッチリ書いてあり、これって大丈夫なんだろうかとモヤモヤした。ちなみにその方は無事当選された。おめでとうございます。
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