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10 食卓で人気 札幌パキスタンカレー

北海道の美味しいものやかわいいものを、日常の一コマとして紹介しようと始めたnote。アイデアや写真は用意できていても、それをまとめる前に力尽きてしまい、つくづく、続けるって難しいと感じています。
仕事や子育てを理由にやめることは簡単だし、やめても誰もなにも思わない。でも、このnoteは、部員一人の小さな部活(文系)のようなもの。仲間や成果を気にすることなく、学業の傍に活動するにはちょうどいい。だから、手を動かせる時はできるだけ書きたいと思います。そして、時々、誰かの目に触れることが嬉しい。

今日は、この夏にはまったレトルトカレーを紹介します。

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「地元で人気 札幌パキスタンカレー」。出会いはスーパーのレトルトカレーコーナーです。たくさんの種類が並ぶ中で、商品名とパッケージに惹かれて手に取りました。

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メーカーは小樽市のタンゼンテクニカルプロダクト(ラーメンスープやレトルトのスープカレーなんかを作っている会社で、無添加無化調の商品づくりを心がけています)価格は388円(税込)。少し高い気もするけれど、陳列されたレトルトカレーの中には1000円近い商品もいくつかあり、レトルトカレーはもはや、名店の味の再現性や具材のクオリティなど、一食分としての価値を追求した商品が当たり前になっていることを感じました。

それでは本題に。

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レトルトカレーを食べる時に、ごはんの量を迷ってしまうことはありませんか?何度か食べた結果、このカレーの場合、わたしにちょうどいいごはんの量はこれくらいです。(目安となるお皿はイッタラ ティーマ21cm)

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カレーをのせるとこんな感じです。

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特徴として、固形の野菜は見当たらず、ホロホロとした鶏肉がたっぷりと入っています。口にして驚いたのが、スパイスの香り。使われているスパイスを真剣に分析したくなるようなパンチの効いた味わいです。乱暴じゃない辛さも好み。原材料名に記載された、チャツネ、魚醤、ココアパウダー、パイナップル果汁あたりが良い仕事をしていそう。

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初めて食べた時に「これは野菜と合わせても美味しいはず」と思ったので、今回は家にあった夏野菜をトッピングすることにしました。

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この立派な野菜たち、買ったものではなく、すべて家庭菜園のおすそわけでいただいたもの。オレンジのパプリカって、他の色に比べて栽培が難しいと聞いたことがあります。さすが、開拓の大地の住人たち!

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コンロでグリルしたら、いい感じの焦げがつきました。このままでも美味しそう。

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この季節、実家の食卓にだいたいあるのが、茹でとうきび。そのまま食べでも十分美味しいけれど、たくさんもらったのでこちらもトッピング。

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半分残っていたかぶは、塩もみして水気を切った後、ピクルスと少しの酢と合わせて。ピクルスは小さなきゅうりが出まわる時期に10種類のホールスパイスで漬けた3年もののピクルスです。

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完成!

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トマトを崩しながら食べると、ジュワッとしたトマトカレーに。

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酸味のきいたかぶの浅漬けは、スパイスカレーに合わないわけがない。

浅漬けを多めにのせたさっぱりした一口を楽しんだ後、またカレーのみのガツンとした味に戻り、時々、コーンとズッキーニとパプリカの甘さで休憩‥なんてことをしているうちに、あっという間に食べ終わってしまいます。

このカレー、もちろん、そのままでもすごく美味しい。(半端な味のカレーだったら、新鮮な野菜を使うのがもったいない)美味しいから、パキスタンカレーを知らなくても、モチーフになったお店に行ったことがなくても、わたしは十分満足しています。

「たまたま手にとったレトルトカレーが美味しくてハマった」ただそれだけのことなんだけど、検索すればなんでもみつけられる時代のせいか、なんか得した気分になったなあ。

today's piece / タンゼンテクニカル プロダクト 「地元で人気 札幌パキスタンカレー」 価格:388円(税込)


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