J1第4節川崎フロンターレ対ガンバ大阪マッチレビュー


この試合で感じたことは2つ。
①三浦の右サイドバックは適正か?

②FWにボールを入れた後の課題

まず、①に関して
この試合から本来センターバック(以降、CBと表記)の三浦弦太が右サイドバック(以降、SBと表記)にスタメン起用された。


ただ、何度か川崎の長谷川に抜かれる場面があり、不安定さを感じた。

次に、②に関して

攻撃の停滞も苦戦の原因だ。
この試合、FWの2人(ファン・ウィジョ、アデミウソン)にボールが入った時のサポートとセカンドボールの質が伴っていなかった。

せっかくボールを入れても味方との距離が遠いため、孤立しているシーンが長く味方のサポートも遅いため、攻撃が停滞していた。

さらに、ヘディングで競った後のセカンドボールを拾えずに川崎に攻撃されることも多く、シュート数(川崎18本対ガンバ9本)が示すように試合全体を通して相手に攻撃される場面が多かった。

相手の決定機にシュートを外すことも多々あり、最後のチャンスを決め勝利をもぎ取ったのは守備が耐え忍んだからこそ。その点は好材料だ。
しかし、相手の攻撃を耐えしのぎ、勝ち点3を積み上げることができたのは大きな収穫。

ただ、勝利を得たものの、どこか「ちぐはぐ感」は否めなかった。

今後の課題として、サポートの質とセカンドボール奪取という2点の課題があるだろう。

このまま上昇気流に乗って欲しい。

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