J1第2節清水エスパルス対ガンバ大阪マッチレビュー
※この記事を書いているのは試合日から約1か月後ではありますが、書かないという選択肢はなかったので、書いてみました。雑記っぽいですが、ご覧いただければ幸いです。
4ゴールを清水から奪い今季初の勝利となったガンバ。一見すると、快勝なように見えるが、同時にしっかりと着目しないと試合なのではと感じた試合となった。ポイントを2つ挙げて考察する。
①今野初スタメン
前節のスタメンから高に代えて今野が初スタメンとなった。宮本監督が「相手が攻撃に転じる際の早めのチェックというのも見られたかなと思う」と試合後に評するように相手の攻撃の芽を摘む場面を見ることができた。
②清水のミス多し
ヤン ヨンソン監督 は「自分たちでゲームを壊してしまうようなイージーなミスパスが多く続く展開になりました」と振り返るように清水は試合全体でミスが多かった。
58分の失点では、六平のパスカット、さらにヴァンデルソンの対応のまずさに失点。
さらに73分の失点シーンでも、またもヴァンデルソンからの中村へのパスをガンバのオ・ジェソクにカットされる。前線に残っていたファンウィジョへ繋がれ、そのままゴールへと流し込まれた。
竹内涼が試合前に体調不良で欠場というアクシデントが試合前にあったものの勿体ないシーンが続いてしまったことが悔やまれるシーンが多かった。
まとめ
相手の自滅にも助けられたこともあるが、今野が復帰し、守備の安定が良い攻撃に繋がっている。
マリノス戦にはなかった守備の安定がこの試合ではパーフォーマンスとして出せた。
この試合が象徴するようにボランチの1枚は相手の攻撃をつぶすことのできる選手の存在が不可欠だということが証明された。
現状、それが一番できる近い選手は今野泰幸になる。
ただ、昨シーズン今野不在で苦しんだ期間が示すようにシーズン通しての稼働は36歳という年齢でも厳しいのは明らか。
快勝の裏側で中盤で安定をもたらすことのできる選手の存在(特に今野)がやはり重要だと確信した1戦だった。
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