2022年最後のお休みの日の日記(12月30日)
年末年始はいつも仕事なので、最後のお休みの日は何に費やそうかと考えた結果、部屋の模様替えと、あわせて断捨離を決行。今年を振り返りながら、物を選んで、それぞれの所在地を決めて、空間を作っていく。
2022年がどんな年だったかというと、やっぱり、すこし、しんどかった。
4月の事故(ここではあえて大きく触れないでおく)の影響もあってか、なくてか、5月に心身をぶっ壊しました。言ってしまうと過呼吸を起こしました。
社会復帰を諦めるようなタイミングもありました。ずっと心臓がバクバクしていて、体が硬直して、人前に立つ、自信がなかった。
とりあえず今、知床で、仕事をして、休みの日に日記を書けていることに小さく安堵を感じています。
このことが重いのか軽いのかもわからないけど、今振り返ると、これまでのやり方を全部ひっくり返されたような感じがしています。
たぶん、1人でやり切る力を無くしました。今まで最高の武器にしていた「土壇場力」も無くなりました。
今まで以上に、人を頼らざるを得なくなって。今考えると、これはとても良かったことだと思っています。
できる限り計画的に、予定を立てて。他の人ともコミュニケーションをとって。毎日、明日私が倒れても誰かがどうにかできるように、情報共有をすることと、記録を残すように。(こうやって書くと、元からちゃんとやっとけって話にしか見えない。笑)
体力にも自信を無くしました。心臓か肺が半分になったような息切れを感じてしまうので、体を動かすことが怖くなり、自然への関心も薄くなって、アウトドアを語る自信もなくなりました。体力も、実際に落ちたと思います。
まぁ、いろんなことで落ちた部分もありますが、その分、自分がやるべきこと・やりたいことが明確になってきています。「人に止められてもやってること」ってなんだろうと考えた時、出てくることは一番自分がわかってる。それはきっと、私が小さい頃から変わってない。
きちんと明確に、断捨離しなければ。
その中で、自分がやりたいことをやるためのリソースは、どうにかして手に入れなければ...。
体力は本当に取り戻さないと。来春に向けてリハビリの気持ちでやります。(できれば今年の猟期にも間に合わせたい。)
他のスキルも含めて、自信がないだけなのか、本当にできなくなったのかは見定めながら、会得したいものは初心に戻ったつもりでガリガリやります。
体調は、なんとかやってます。みなさんも気をつけてください(余計なお世話)。自分の心身が一番のリソースなので、ちゃんとケアをしながら、息を吸ってはいて、ゆっくり歩きます。たくさん笑って、声出して、体を動かして、健康的な食事を楽しみ、たまに感情を言葉でないところで表現して。
ゆっくりな分は、周りの景色と、みんなと一緒に歩くことを楽しみながら。
改めて、今年お世話になった皆さん、ありがとうございました。
振り返ってみると「ヒグマ」「サウナ」「ゴミ拾い」「知床」って感じですね。たまたまですが、この短い1年で長野に2回も行ったご縁にも感謝。
多くの方とお仕事できて、活動できて、日々の暮らしを共有できて、私はとっても幸せです。
最後のお休みということで、日の入りギリギリで森歩き。自己満足ですが、知床の自然にもお礼を。
来年(もしくは再来年も)は、この数年間の集大成が出る年かなと、なんとなく思っています。また、これからも10年間を生きて活きる基盤も作らなければ...そういう気持ちでいます。
こんなむらかみですが、2023年もよろしくお願いします。
これからは、これまでとは違った覚悟を。