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2023年、大切にしたいこと

2023年の始まり。過去に覚えがないぐらいに大きく体調を崩し、年初からたくさん考える時間を過ごしてしまった。少し落ち着いた今のタイミングで、2022年の出来事を振り返り、2023年大切にしていきたいことをまとめてみたいと思う。(これまた時差で投稿してしまっている。)

2022年大切にしてきたこと

2022年、大切にしてきたことは「自分を信じ抜く」「構想を大きく広げていく」「周囲を巻き込み大きな挑戦を重ねる」の三つだった。
振り返ると、自分を何よりも信じ構想を大きく描けた一年にはなったけれど、周囲を巻き込んだ挑戦という実行の部分はまだ課題が残る一年になったと思う。

一年を通して実現できたこと

自身を信じられなくて苦しんでいた2021年とは変わり、改めて自分らしさや自分が大切にしたいことを感じ取りながら正しく自信を持てるようになっていったのが2022年の前半。

この時期は本職でも取り組む範囲が広がり、その中でも一つ一つの取り組みにしっかりと向き合えていた時間だったと思う。(前回のnoteに書いている通りの内容。)そして、2022年の後半は構想を大きく広げていく半年になった。

前に一度noteで書いている土台となる考え方がより具体化され時系列ごとに整理されたようなイメージで、今後やりたいことや実現したいことはより濃くより大きく描けるようになった。こういった意味では、自身が進めたいところまで一部辿り着けたのが2022年だったと思う。

一年を通して見えた課題

一方で、順風満帆に見える生活とは裏腹に、実は大きく沈んでしまったのが2022年の後半でもあった。

これからの構想を大きく広げるために、自身の本音と向き合う時間が増え、必然的に現実とのずれを感じることが増えた。その結果、大切な人・自身の核とも言えるPyxiruの活動・疑う余地もない本職に対して、どこか向き合い切れない時間が多かったように感じる。この期間を通して失ってしまったものがあることも事実で、大きな構想を描きながらも目の前の大切なことに向き合い続けることは当時の自分には難しいことだったように思う。

正直、2021年とは異なる苦しさを感じる半年間となり、自身の中で大きく育っていく理想系と向き合いきれない現実との葛藤の中で、何か成長痛に近いものを感じていた時間だったかもしれない。そんな時間を経て、これまで実感することのなかった自身の強みや弱み、これからの課題が浮き彫りになってきたので、まずはそこからまとめていきたいと思う。

新たに認識した自身の強み

①強い好奇心・学習欲

強い好奇心や学習欲は切っても切り離せない自分の特性。ジャンルを問わず関心を持てるし、その中でも面白いな!と感じたことをとことん深めてみたくなる性格。だからこそ、視野の広さ・知見の深さは人よりも持てると思うし、日々多様な選択肢と可能性を感じ取れているのは自分の武器だと思う。加えて、何事にも面白さを見出せるので退屈しないし、人生が充実しやすいタイプではあると思う。

②挑戦心

そして挑戦心も一つの強み。何かを新たに始める、今やっていることを辞める、ということへの抵抗感が低い。だからこそ、これまでものすごくエネルギーをかけてきたものからスパッと手を引くことができるし、新たな目標に向けてすぐに気持ちを切り替えることができる。また、安全安心な生活よりも一定のリスクを求める傾向があるため、無駄に覚悟を決めたがるのも特性としてはあると思う。

③向上心(未来を描き実現していく)

もう一つは向上心(未来を描き実現していく)。野心や野望とも紐づいているのかもしれないけれど、何でもできるという考えが前提にあるが故に、とんでもない理想像を描いてしまいがち。そして理想像を一度描くと、絶対にそれを実現できるという根拠のない自信に満ち溢れ、あらゆる手段を使って実現に向けた集中ができる。そして気づけば本当に実現させてしまいがち。できるわけない、とか本当にできる?とかあまり考えないからこそ、いつかできたら良いな…とみんなが思っていることを一足先に実現させることができるタイプなのかもしれない。

新たに気づいた自身の弱み

上記のような強みを再認識した一方で、自身の中にある本当の弱みに気づくことができたのもこの半年間だったと思う。また、それぞれの弱みは強みの裏返しでもあるため、自身の特性が強くなってきた分弱みとして露見する瞬間も増えてきたんだなと実感している。

①興味が広く目移りしやすい。結果的に、自身の軸や本当に大切なものを見失いかける。

もともと、自分軸や大切にしたいことはブラさずに持っている性格ではあるけれど、時折それらが全く見えなくなるような瞬間が訪れる。自身の強みである「好奇心・学習欲」の裏返しではあるけれど、面白そう!やってみたい!と思うことの範囲が広く、そのどれもに深みを求めてしまうところがあるが故に、幅×深さで複数の領域で沼にハマってしまい、自分が一体何に一番向き合いたいのか?を見失いがち。好奇心を基に興味関心を広げ続けることは大切だけど、自分の中でブラすべきではない軸や大切なこととのバランスをとっていくことが今後はより必要になってくる。

②積み上げてきたものを簡単に切り捨てがち。既存の取り組みに対する継続<新規の取り組み。

そして二つ目は、挑戦心の裏返しともとれること。挑戦に対するリスクや恐怖心をあまり感じないタイプだからこそ、とらなくて良いリスクをとりがちだし、本来は簡単に手放すべきではないものも、簡単にすっぱりと切り捨てられる性格だったりする。だからこそ、次の目標が決まると今やっていることに急に関心がなくなり、突然環境を変えることはままあること。この弱みが積み重なると、成熟してからの物事に対する継続力を保てなくなるため、短期PJの達成をひたすら繰り返している…みたいな状況に陥る。

今後の改善としては、これまで積み上げてきたものを簡単に壊さないようにしていきたい。いわゆる、削除ではなく一時保存を覚える。その方が長期的に考えた時に、必要に応じて再開させることもできるし、一つの資産として他の事柄と掛け合わせて活用することもできる。

③理想が高く、その実現にはせっかち。それゆえに地道な努力<一足飛びを目指しがち。

基本的に、向上心を基に高い目標を掲げてそれを実現させることで自身を前進させていきたいタイプではある。加えて、その構想→実現までをものすごく短期間で求めてしまうところがある。それゆえに、理想と現実のギャップを何階層にも分けて分解するのではなく、いきなり理想系を目指してしまう部分があり、理想とのギャップに絶望し動けなくなることがある。

また、理想が高いわりに、コツコツと努力することは実は苦手。心のどこかで最短ルートを常に探している。地道な積み重ね<一時的なブーストによって一気に歩を進める、みたいなことが多いのも最近の特性で、結果的に理想の実現に時間がかかり、アウトプットも安定しない。

今後の改善としては、理想が高くなるほど現実とのギャップが大きくなることを前提として受け入れる時間をとる。その上で、一足飛びを目指すことより、目の前のことに着実に向き合い続ける方がgoalまでの到達は早いことを理解する。

④最初から完璧を求める性格。それゆえに、初速が遅れ成果を最大化できない。

これをやろう!と思ってから、理想系を描きにいくことが多いが、その理想系について100%納得できる状態まで作り込まないと実行に移せない特性が強い。

走りながら考える、ということが基本的に苦手な性格ではあるけれど、スモールの状態からスタートさせていく、ということを新たな手法として持ちつつ、実行力や遂行力を高めていくことが今後の一つの課題になってくるかと思う。

2022年に露呈した自身の弱み

上記三つの弱みが掛け合わさってしまったのが正に2022年後半だったように感じる。興味関心を広げて大きく構想を描いたからこそ、他領域に目移りしてしまうことが増え目の前のことに意義を見出せなくなったり集中できなくなってしまった。

また、新たな目標が生まれたことで、既存の大切なことを投げ捨ててでも新しいことに挑戦したい気持ちに駆られ、これまで積み上げてきたものを一部壊してしまったり、全てを白紙に戻そうとしてしまった瞬間があった。

そして、このような既存の物事に向き合いきれず「辞めようか…」と日々悩むことに加え、新たに始めようとしていることに対しても現実とのギャップを強く感じすぎてしまい、始める前からがんじがらめで動けなくなってしまう瞬間が多かった。結果的に、既存の物事も新規の物事も上手く進められない悪循環に陥ってしまったのが当時の状況だったと思う。

2022年を経て感じる、自身の変化

これまで、自分軸をしっかりと持っている割に立ち止まったり道草をしてしまうことが多く、自分で自分の足元を掬っているような瞬間が多かったように感じるけれど、興味関心が広がり続けても、新しいことに挑戦したい気持ちが高まってしまっても、最終何を大切にしたいんだっけ?と自信に問いかけるといつも同じ軸に落ち着くのが今の状態。だからこそ、どんな変化があっても土台にある自分の軸は簡単には揺るがないし崩れないと確信することができたのも2022年だったと感じる。

自身の強みを抑え込むつもりはないし、自由度高く生きていきたい部分もあるけれど、今後については自分軸をベースとしながら、そこに新たな興味関心を付け加えたり上手く融合させていくことを第一に考えたいな、と思う。

加えて、将来的な構想を描いていくためにも、白紙の状態で物事を考えたり新たなことに挑戦していく時間もそれはそれで別でとっていきたいなと感じる。

既存の物事に集中する時、新規の物事で選択肢を広げる時、それらを上手く区別しながら、それぞれでbestな状態を作れるように邁進していきたいと思う。

2023年、大切にしたいこと

ここまでをまとめると、2023年に大切にしたいことは下記になると思う。
「興味関心・挑戦心・向上心と、自身が大切にしたいこと・軸とのバランスをとる」自分軸が土台としてあって、その上に今後の構想実現に向けた細かな目標がある。その先の更なる理想像の構想のために強みが存在している。そんな感覚。だからこそ、目移りせずに一度決めたことに集中する時と、好奇心に素直に思いのままに構想を広げる時を区別した方が良い。そして将来的には二つが混在した状態で走れるような姿になっていきたい。

自身の特性として、描いた理想を実現するための実行力・推進力よりも、新たな理想を描く好奇心や挑戦心の方が強い。だからこそ、描ききった理想がまだカタチになっていないのにどんどん構想が横にも縦にも広がっていく、という現象が起きる。2023年はこのバランスをとっていきたい。実行・推進を興味関心に負けない速度で行えるように鍛える必要があるし、興味関心を本能のまま<必要に応じて出し入れできる状態にコントロールする必要がある。

とにかく実行・推進が全てと捉えて、自分の軸や大切にしたいこと・構想をブラさずに目の前のことに地道に向き合い続けること。これが一番。その上で、興味関心が広がる際に常に軸に立ち返り優先度を考え、既存の考えや枠組みとの融合を常に図っていくこと、これが第二の視点。この二つが成長すれば、誰よりも高い理想像を鮮明に描きつつもどんどんとそれをカタチにしていける、あるべき姿になれるはず。

また、2022年で大きく構想を描けたからこそ「構想をカタチにする」「実行する」という部分には特にこだわりたいし、最初から完璧を目指してがんじがらめになるのではなく、目の前の一つ一つの積み上げの先に完璧に近い理想系があることを忘れずに進んでいきたいなと思う。

短期思考で結果を追わず、長期思考で地道に日々を重ねていくことを大切にし、本業・Pyxiru・プライベート、という各分野で今思い描いていることを全て実現できる状態を目指していきたいと思う。目移りせず、自分が決めた道を、決めたことを貫ける一年にしていきたいと思う。

その先に、自分自身が価値あること・好きなことに妥協しない人生が待っていると思うし、側にいる一人でも多くの人を幸せにできる人に成長できる日々がやってくると思う。

特性が強くなることで弱みも見えてきた一年。自分自身に足元を掬われてしまった半年だったかもしれない。でもその期間を通して本当の自身の敵を知ることができたし、その戦い方も心得られるようになったと思う。2023年はこまめに振り返りつつも大きく進歩を実感できる一年にしていきたい。

(自分の中の軸を改めて整理しておく)

Vision:境遇に関わらず一人一人が特性を活かし合い、自分らしく充実感を持って生きていける社会を創る。
▼自身が特にこだわりたい領域
・経済格差、教育格差に関する分野
・自分らしさを見つけ活用していくための自己理解、キャリア選択の分野
・目の前の家族一人一人の幸せ

Mission:人の持つ可能性を人生を通して体現できる人。また、それによって周りの人に”生きる希望”を与えられる人になる。
※細かく考え始めると色々あるけれど、ここには一番シンプルなものを書き記しておきたい。

Value:小さな幸せと大きな理想。そして自分らしさ。
・目の前のこと/周囲の人に丁寧に向き合い、小さな幸せを大切にする
・好奇心を基に大きな理想を描き、常に挑戦を重ねる
自身の軸/自分らしさを大切に、自分のペースで自由に生きる


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