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3周年を迎えたVtuber・囃市まふゆ

今日でめでたく活動開始から3周年を迎えた。まだまだ発展し始めなこの界隈、まして比較的寿命の短いこの界隈で3年続けられたというのはそれだけで充分な自信になっている。

僕がVtuberを始める前、まだ一般リスナーだった頃。いや、それよりも前。僕は元々単なる研究員のうちの1人に過ぎなかったから、何か大きなことを成し遂げられたこともなかった。何も出来ないまま大人になって、眩しい父の背中を追ってこの職に就いて、まだそれだけだった。
こっちの世界にやってきてからは何もかも1人でやらなきゃいけなくて、それなのに異世界にいるこの好機を逃す訳にも行かず、僕は奔走していた。

ある日出会ったVtuberという世界。僕は世界の広さを知った。世界のどこかにはこんなすごい人たちがいて、それぞれの世界があって、それを表現している。形は違えど、みんなそれぞれには世界があった。

僕はそれに憧れた。

そこからは話は早く、Vtuberをやろうと思い立った3月の末には衣装を仕立てて、作ったことも無い動画制作を少しだけ学んで。楽しかった。純粋に、知らない世界をどんどん知れることが嬉しくて、Vtuberにのめり込んでいた。

そして4月を迎え、僕はYoutube、Twitterのアカウントを設立した。
2018年4月3日、知識も経験も無い僕が、バーチャルの世界に降り立った瞬間だ。
Vtuberとしての慣れない動画制作と、研究員としての異世界の調査。忙しくはなったが、その分とても楽しかった。

色々あったが、こんな経緯で突発的にVtuberを始めて、そして3年。短いようで長いようで、僕としてはとっても有意義な時を過ごせていると思う。
尤も、配信をほとんどしない動画勢であり、また定期更新をする訳でもなく期間も空いているから、ぎゅっとすれば3年分も無いのであろうが。

活動をしている中で、僕が活動を辞めたいと思うことは実は何度かあった。
中々ネタが浮かばない時だとか、思うように活動が行かない時だとかには、続けなくたっていいんじゃないか?と毎度考えた。
活動に悩むことも多く、自分の方向性がわからなくなる時もあった。

けれど、3年続けて分かったことがある。
マイペースに活動を続けたって別にいいこと、そして自分のやりたいことを優先させるのが1番だということ。
特に意識せず動画勢として活動してきたが、ネタ台本を書くのが楽しくなってきた辺りでなんとなく感じてきたような気がする。僕が活動を続ける意味は、僕がこれをやりたいからなんだと。僕が面白い動画を作りたくて、あわよくば他人に見てもらいたいから。あわよくば笑ってもらいたいから。
シンプルだが、活動を続ける理由は全てそこにあると思った。

長々と話したが、とにかく3周年を迎えられたことはとても嬉しく思う。
きっと僕一人では道に迷ったままで、この景色は見られなかったはずだ。他の人から見たら小さな山かもしれないが、僕が少しずつ積み上げてきた山であって、僕にしか見えない景色をくれた。
この世界から居なくなってしまった人も沢山見てきた。
とりあえず、ここまで来たら引く方がマイナスだと僕は思っている。
こんなに好き勝手して許される場所、中々無いからな。
今後も好き勝手動画作ってTwitterしてnoteを書いたりしようと思う!

以上 3周年を迎え4年目に突入した囃市まふゆ

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