ハーダンガー刺繍・フリーチャート(2) & ピンクッションの作り方
■刺繍に必要な材料
●刺繍生地 20ct・13cm×13cm
●刺繍糸・5番糸・90cm・3本
●刺繍糸・8番糸・80cm・2本
刺繍生地は、ピンクッション用に、
新しく用意してもOK。
Bellana003で、角に残る生地でも作れます。
■その他の材料
●ほつれ止め液(ピケ・ボンドなど)
●パールビーズ(4mm玉・1個)
●縫い糸
●綿
●厚紙・3cm×3cm・1枚
●薄手の生地(シーチング・リネンなど)・5cm×5cm・1枚
●ボンド
■作り方
①型紙『直径12cmの円』を用意する。
②生地の上に型紙を置き、中心の位置を決める。
中心が分かるように、糸で「+」を縫う。
➂生地の中心を合わせて、型紙を写す。
フリーチャートです。
商用利用もOKです。
図案をご自由にお使いください。
2021年11月公開
▼1マス2目
▼図案・型紙 ・無料ダウンロード
A4用紙・100%で印刷してください。
④5番糸(DMC・色番号842)で刺す。
⑤8番糸(DMC・色番号433)で刺す。
⑥切り離し線上と、内側に5mm幅で、
ほつれ止め液(ピケ・ボンドなど)を塗り、生地を固める。
織り糸がほつれ易い生地の場合、
生地を切り離した時、ぐし縫いをした時、
生地端から、織り糸がほつれないための処理です。
⑦切り離し線で、生地を切る。
⑧生地端から、0.7cm内側で、ぐし縫いをする。
生地が厚いので、ぐし縫いをする糸は、
細い縫い糸を使用するより、
糸が太い5番糸または8番糸を使用すると、
ぐし縫いをした糸が、引き易いです。
⑨綿を入れ、糸を引く。
⑩ギャザーが寄っている部分に、再度、
糸を通し、形を整えながら、糸を締める。
糸を強く引いて、完全に閉じなくてもOK。
ピンクッションを容器に入れる場合は、
容器の大きさに合わせて、
容器に入れない場合は、お好みの形・大きさに
合わせて、綿の詰め加減・糸の引き具合を
調整してください。
⑪玉止めをして、余分な糸端を切る。
⑫パールビーズを縫い付ける。
針に、片側を輪にした糸を通す。
生地の中央から針を出し、パールビーズを通す。
綿の中へ針を通し、糸の輪の中に、糸を通す。
糸を引いて、中央を凹ませる。
⑬玉止めをして、余分な糸端を切る。
⑭厚紙で、直径3cmの円を用意する。
⑮生地(シーチング・リネンなどの薄手)で、
直径・5cmの円を用意する。
刺繍生地の残りを使用してもよいのですが、
シーチングなど、薄手の別生地を使用すると、
ギャザーを寄せやすく、扱いやすいです。
⑯生地端から、0.5cm内側で、ぐし縫いをする。
⑰厚紙を入れた状態で、糸を引く。
⑱刺繍側の生地端に、ボンドを塗り、
厚紙をくるんだ生地を貼る。
⑲刺繍側の生地と、厚紙をくるんだ生地を、
「コの字とじ」で、縫い合わせる。
底板を付けたので、
クッションだけの状態も可愛いです。
容器に入れても可愛いです。
同じデザインの刺繍でも、刺繍生地の種類・色が変わると、違う雰囲気になります。