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ハサミ

CANARYのハサミに出会ってから、浮気をせず、CANARY一筋。

CANARY愛用者です。

今現在、尖り加工3本、加工なし1本を持っています。

注文時に「尖り加工あり」を選択しているだけで、尖り加工について購入先に問い合わせたことはないので、理由は分からないのですが、購入時期によって、尖り加工の具合が異なっています。

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最近、購入したのは・・・と言っても2018年、4年前になりますが、尖り具合を確認したくて、2018年に3と4を購入。

3は「尖り加工」あり

4は「尖り加工」なし

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3は、刃先が細く、一見、良さそうに見えますが・・・

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刃先の厚みを比べると、尖り加工の有無にかかわらず、厚みは同じ。

「尖り加工」と言っても、昔と違う加工の仕方をするようになったのか、それとも職人さんの技術の話なのか・・・・理由は分からないのですが、思っていた感じとは違う尖り加工で、ちょっと残念な購入となりました。

ただ、そうは言っても、切れないということではないので、織り糸のカットは3のハサミ、4は糸切り用として、使用しています。


私が過去一番、最高のハサミとして気に入っているのが1です。

同じ購入先で、同じ「尖り加工あり」の注文。

でも、他のハサミとは刃先の形が違う!

カッコいい!!

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購入履歴を確認できず、いつ頃の購入なのか不明なのですが・・・2012~2015年頃のような。

刃先に向かって細く薄く、先端は尖りもあり、本当に刃先・先端だけで切ることができるんです。

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大根で言うところの面取りのような、繊細な加工があります。

この1のハサミに感動して、予備でもう1本欲しくて、すぐに再注文して届いたハサミが2。

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残念ながら、1の素晴らしさには及ばず・・・。

1に比べると、少し深めに刃先を入れないと、織り糸が逃げる感じがあります。でも2も、ハサミの特徴に合わせて使えば、すごく良く切れるので、これもお気に入りです。

今、2022年の尖り加工は、どういうものになっているのかは分からないのですが、2018年の加工の仕方だと、20~28ctまでの生地は、織り糸の間に刃先がスッと入ってくれます。

32ctになると、刃先は入るけれど、スッと入る感じはありません。織り糸の状態にもバラツキがあるので、場所によっては、ちょっと引っかかる感じがある時もあります。

36ctでは、織り糸が切れないことはないけれど、刃先が入り難いなぁ~切り難いなぁ~って感じです。

どう表現したらよいのか・・・伝わるのか・・・届いたばかりのハサミは、出来立ての新しさの角張っている感じがあり、それが織り糸に引っ掛かり、切り難いということもあります。その場合は、しばらく糸切り用として、普段使いをしてみてください。普段使いをしているうちに、摩擦などの影響なのか、すこしハサミの角張っている感じがとれて、織り糸の中に刃先を入れた時の引っ掛かりが、軽減されることもあります。

同じ店舗で、同じ内容で注文しているハサミですが、それぞれ違うので、ハサミも一期一会。

私は、これからもCANARYを愛用していくと思います。