DMC・段染め糸
いつも愛用している段染め糸は、Anchor色番号1302。
淡い優しい色合いで、大好きです♪
一方、DMCの段染め糸は、ハッキリとした色なので、主張が強く(^^;)、今まで、うまく使うことができなかったのですが、今回のドイリーの制作で、やっと使い方が分かりました。
[Kloster Block]と[Blanket.S]の色の並びを同色にすると、外周がグラデーションになるので、ドイリー全体がスッキリとした印象になります。でも、すこし単調な感じもします。
[Kloster Block]と[Blanket.S]で、色が違う部分が多いと、2列のグラデーションが並び、それぞれの色が引き立ち、段染め糸ならではの多色を感じます。
▼刺繍生地20ct/段染め5番糸を使用
(↑)糸替えのタイミングでの色の変化にだけは気を付けて、[Kloster Block]と[Blanket.S]の色の並び(同色)にこだわらず、刺繍糸の色の流れのままに、刺しました。
多色になる刺し方をした場合、作品の大きさ・デザイン・刺繍糸の色によっては、色のばらつきが気になり、作品全体が、まとまりのない感じになってしまうこともあると思います。
色を合わせるのか、合わせないのか、作品によって、お好み合わせて、選択できるのも段染め糸の楽しいところ。
段染め糸を使う時、綺麗なグラデーションを作るためには、ちょっと手間が、かかるところはあります。でも自分好みの綺麗な色だと、この手間も、楽しい時間です。
そして段染め糸は、刺繍糸の色が変わっていくので、とても楽しく刺し続けることができます。いつもなら単調なステッチの繰り返しに飽きて、すぐに手が止まるのに(苦笑)、色の変化が楽しいから、針を持つ手が止まりません。
配色を考える時間も、刺している時間も、段染め糸は楽しいです♪