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可愛い? 不思議? 怖い? ミラクル動物★コウモリの世界

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コウモリ愛好家です。とても可愛くて賢いミラクル動物なのに誤解されがちなコウモリの驚きの魅力能力を紹介中。日本のコウモリが感染症の原因になった事はないですよ。一般人ゆえ、分からない…
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#ブックレビュー

コモ活シリーズ⑩---レッドデータ(環境省)で見る、日本のコウモリ

上は、住処にしている樹洞のある木が環境破壊等で減り、世界でも日本でも減少しているヤマコウモリ。 日本は南北に細長く、北海道のような寒冷地から沖縄のような温暖地まで含まれるため、オオコウモリを含めて現在35種類ものバラエティ豊かなコウモリが生息する、実はとてもコウモリに恵まれた国です。 しかし、森林伐採、環境破壊による生態系の変化、農薬や化学薬品、近年では山を切り開いて作られる太陽光発電や風力発電(鳥以上にコウモリが巻き込まれる危険が高い)、街灯のLED化による、餌になる飛

(書評) 「言葉を使う動物たち」〜特にコウモリのこと

ブログに掲載していたブックレビューに加筆したものです。この本には色々な動物が出てきますが、この記事は特にコウモリに力を入れて書いています。私はコウモリの専門家や研究者ではありませんが、愛好家としてコウモリの本を書いたりミニ講座で話をさせて頂いたりしています。 noteに登録していない方もご購入いただけます。お気軽にどうぞ。

¥200

(書評) 「詩のすきなコウモリの話」&新著のお知らせ

★「詩のすきなコウモリの話」 ランダル・ジャレル作 (岩波書店) コウモリを主役にしたフィクション(小説、童話、絵本等)は実は意外に多い。中にはブライアン・リーズの絵本のようにベストセラーになったものもある。 「コウモリ?」と先入観を持たずに読むと本当に面白くて楽しいものが多いので、まだ偏見のない幼少時にそういう本に親しめば、変に怖がったり嫌ったりせずに育つんじゃないかなあ(小さい子をお持ちのお母さん方、宜しく お願いします) この本は現在絶版、作者ランダル・ジャレルの

ハロウィーンに読みたい コウモリ絵本

ハロウィーンが近づいて、街にはハロウィーンデザインのお菓子やグッズが溢れています。コウモリもハロウィーンの主要メンバーになっていますが、コウモリを主人公にした絵本は意外に多いんです。中には世界的ベストセラーもあり、大人が読んでも、お子さんと一緒に読んでも楽しめますよ。 ★ブライアン・リーズのシリーズ 『コウモリとしょかんへいく』『コウモリうみへいく』等のブライアン・リーズのシリーズは世界的ベストセラー。全米の児童書に対する賞も多数受賞しています。背景までしっかりと描かれた