SNSトラブル
こんにちは。弁護士の紙尾浩道です。
今日は、SNSトラブルの話をします。
◆本題の前に◆
本題の前に、お知らせにお付き合いください。
私は街弁事務所に所属しながら、ネットトラブル分野、スポーツ・エンタメ分野、終活・事業承継分野に力を入れて活動しています。
そんな中の一つとして、クリエイター向けのサービスを作りました。
今まで、顧問弁護士というと、個人で3万円~/月(法人や事業者は5万円~/月)という価格帯で、なかなか手が出なかったんです。
弁護士側の言い分としては、今まで学んだ専門知識フル動員するのだから、ここまでの積み重ね数万時間を凝縮していて、3万円でも安い!のです。
でも、自分が使うか?と逆側の立場になった時、今まで弁護士に相談したことのなければ、やはりハードルが高い。(使ったことがあると、これでもお得じゃんということはあり得るのですが。)
というわけで、こちらを作ってみました!
興味のある方は、ご連絡くださいね。
※※※3名限定で5,500円プランを3,300円としていましたが、残念ながらこちら埋まってしまいました※※※
◆誹謗中傷◆
つい先日、オリンピックが終了しましたね。
感動的なシーンが何個もあって、やっぱりいいなぁと思う反面、選手や審判が誹謗中傷されるというシーンもやっぱりありました。
少し前までは、スポーツの観戦=テレビという時代で、一緒に見ている人は、家族か友達という自分の近しい限られた存在。
翌朝、学校に行ったり、職場のランチタイム、夜の飲み会などで、昨日の試合の話をする頃には、記憶はだんだんと薄れ、感情はばっちり落ち着いているので、その場で、「○○選手は殺した方がいい」なんていう人はかなり変人扱いされていました。
しかし、今や、ライブ配信技術の向上、オンデマンドで手に入る映像の豊富さ、感情共有装置としてのSNSの隆盛なんかが相まって、プレーがあった5秒後にはTwitterがとんでもないことになる時代です。
よくアンガーマネジメントは、7秒待とうみたいな話がありますが、Twitter上は、他の誰よりも早く1番目の感想つぶやきマンを虎視眈々と狙っている人々があふれていますので、7秒なんて遅い!という状態。
こうして、感情のエネルギーが1mmも減っていない状態で、負の言葉が浴びせられます。
◆SNSトラブル◆
こんなことがあると、「有名人だし、有名税だ!」「いやいや、そうはいっても、人格否定をされる必要までは全くないのであって、限度がある」「法的な措置をもっとちゃんと取って対応した方がいい!」とどこか他人事の議論が展開されます。
テレビでも、毎日、専門家コメンテーターが、今後の施策についてより良いコメントを残そうと一生懸命。
でも、実は、有名人の遠い話だけではありません。
事件の詳細は話せませんが、私が担当した事件で、開示を得たり、正体を突き止めた人たちは、「被害者の知人、顔見知り」でした。
匿名アカウントを作って、ネチネチと嫌がらせをしてきていたのは、よく知っているあの人だったということもあるのです。
怖い。。。
◆もう一つお知らせ◆
ご紹介した以外にも、肖像権侵害、プライバシー侵害、投稿自体ではなく投稿に含まれている法令違反行為、バイトテロ、仲間はずれなどなどたくさんの問題の宝庫と化してしまったSNS。
ということで、語り切れない部分を、本日2月24日(木)21時30分からTwitterのスペースにて、大学の先輩とお話ししてみます。興味がある方はぜひお耳をお貸しください。
◆最後に◆
お読みいただきありがとうございました。
こんな感じで、日々感じたことや気付きを共有していきます。
もし少しでも共感いただけたり、具体的に話をしてみたいという方は、コメントくださったり、スキボタンを押していただくだけでも、ひっくり返るくらい喜びます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
記事をお読みいただきありがとうございます。弁護士は縁遠い存在と思われないよう、今後も地道に活動をしようと思いますので、ご支援よろしくお願いします。