NiziUライブに参加しての気づき

こんにちは。紙尾浩道です。
ご覧いただきありがとうございます!

今回の記事では、NiziUライブに参加しての気づきのお話しをします。

そもそも、お前誰やねんという方は、こちらの記事をご確認ください。

この記事の内容

この記事では、NiziUのライブに参加してきて気づいたことを、忘れないうちに書いておこうという内容です。具体的には、

①グッズの周到さ
②観客参加型の演出の上手さ
③ストーリー体験型のエンタメの面白さ

です。

記事を執筆するキッカケ

何でこんなことに注目していたかというと、2つ理由があります。
(もちろん、メインは、パフォーマンス!!終演後は、感想戦をたくさんしました。)

1つは、私が関与している、「プロテニスリーグを作ろう」でおなじみのPTL(プロテニスリーグ機構)のイベントに、転用できるところを必死に探していたことです。

もう1つは、こちらも自分が関与している、大注目スポーツ、パデル(Padel)も、そろそろ規模の大きい国際大会を考えなければならないフェーズに入っていて、こちらにも生かせるところはないかを確認したかったからです。

①グッズの周到さ

1つめのグッズ:ライトスティック

これが、天才すぎます。
僕は、他のライブに最近あまり行けてないので、もうスタンダードなのかも分かりませんが、天才でした。

よく、グッズで、ペンライトが販売される例がありますよね?

そのライトが、公式から販売されていて、10色くらいに色を変えて、かつ、点滅したりグラデーションっぽく光ったりする、超いけているヤツなんです。

もう説明するよりも、絶対見た方が早いので、こちらのサイトに載っている動画の後半を見てください。

これ、センサーを内蔵していて、会場の中の、光のコントロールは主催者側に取られるんです!!

と、いうことは、会場全体が、全く同じ光の色に光るし、同じタイミングで点滅しているんです。

拍手!!の場面で、白が点滅して拍手を演出していたり、ソロパートでは、そのメンバーのモチーフカラーに光ったりします。

誰、これ考えたの。天才!

2つめのグッズ:クラッパー(ハリセン)

これも見てもらう方が早い!
ハリセンです。

本来なら拍手!の場面や手拍子!の場面で、自分の手を使うところを、このクラッパーが代理する感じで使いました。

こちらは品物はなんてことないのですが、これを使った企画がめちゃくちゃ練り込まれている。

会場全体で、同じタイミングでこれを叩いてそろえるという演出も用意されていて、一体感がとんでもないことになるんです。

JYPは天才上司であり、天才演出家なのか・・・

②観客参加型の演出の上手さ

ハリセン対決!

すでに、①で書いたとおり、クラッパーを使って会場全体を一体化させる、拍手対決がありました。

チームに分かれて、拍手をあおって、一斉に止める!って感じのものです。

全員ハリセンが持っているし、「声出し」とかよりもぐっと参加のハードルが低いので、おそらく本当に「全員」参加しており、迫力がすごい!

しかも、ここで練習したことで、後の曲「クラップクラップ」での、盛り上がりが最高潮に。

切り抜き演出

野球を見に行ったことがある人は、3回とか5回にドーム球場でよくやるあれです!と言えば分かるかな?

会場の誰かを、突然、カメラがバスっと抜いて大スクリーンに表示し、お題をやってもらうあれです。

テーマは、クイズに答えるものや、ダンスを踊るもの、写真に写るポーズを決めるものなんかがあります。

ノリのよさそうなお兄ちゃんが頑張れば、小学生くらいの子どもの可愛い踊りで癒されたり。

で、終わった後には、会場中から、温かい拍手(の代わりのクラッパー)という、共創関係が生まれます。

3時間超えのライブを、ダレさせず、あっという間に感じさせる、演出の妙もとんでもなかったです。

③ストーリー体験型のエンタメの面白さ

NiziUは、すでにご存じの方が多いですが、元々、オーディションでメンバーがデビューできるかどうかのところから、スタートしているグループです。

なので、会場に来ている人の多くが、ある程度予習して、それぞれのメンバーの個性や特徴を分かった状態で来れるんですね。

となると、楽しみ方としては、●●ちゃんは昔苦手だった歌がこんなに成長したね!とか、引っ込み思案気味だったあの子がこんなに堂々とパフォーマンスしている!とか、孫を見るおじいちゃん・おばあちゃん的視点で感動出来たりもします。

さらに抜かりなかったのは、終演後、すぐにインスタライブで、感想を話しているんです。

「今日の公演」で起きたことも交えながら、リアルタイムで感想を本人たちが発信することで、観客は電車・飛行機・ホテルの中で、最高の余韻になり、また次に行きたくなるという仕掛け。

参りましたの一言です。

余談

なお、ライブ中には、よくアイドルのコンサートである演出の、スモークがモックモク!とか、あー、そんな上空飛んじゃいますか!とか、炎がブシュ―ってやつとか、銀色の紙が沢山舞ったり、ラストに金色の長い紙がバーンと飛び出してくるというのがありますよね。

NiziUライブにおいては、これらがかなり控えめでした。

そもそものダンスパフォーマンスのクオリティが尋常じゃない(文字通りの寸分たがわぬチームパフォーマンスなんです)ので、周りの演出をド派手にしすぎて、メインがかすまないような配慮なんでしょうね。

足し算すればいいってものではなく、引き算も大事なんだなぁ。

応用できるかも

PTLへの応用

そもそも、PTLが今何をしているかというと、国内プロテニスリーグを立ち上げるために、草の根活動をしています。

テニスは、「観る」スポーツではあるのですが、「観る」人は、「テニスをやったことがある人」の割合が圧倒的に多いんです。

なので、「する」人に「観る」きっかけを作りに、PTL側からスクールさんに出向いて活動中。

国内で、テニススクールとプロをこれだけつないでいて、実際に具体的な活動につなげている団体は他にないのではないかと思います。

▼賛同事業所の数も徐々に増えてきた▼

▼賛同プロはそうそうたるメンバー▼

で、本題。

ハリセンは応用可能だと思いました。

今、賛同事業所内でのフェスタというマッチ形式の観戦には、スティックバルーンを使っています(バレーボール日本代表を応援する時に使っているあれ!)。

これ、一つ難点があって、「両手がふさがる」んです。

動画を取りたい人、お酒を片手に持っていたい人にとって、最大の難所。
テニスはどこで盛り上がりポイントが来るか分からないので、持ち帰るのが大変。

その点、今回のハリセン形式なら、音が結構出るうえ、「片手で」できるんです。早速持ち帰ってみます。

パデルへの応用

こちらは、もうすぐエジプトで日本代表が試合をします。

そのための経費を賄うクラウドファンディング(+ファンクラブ会員権)の販売をしています。

▼JPAのフィナンシェ(トークンというファンクラブ会員権をゲット)▼

さて、本題。
パデルにおいては、ストーリーの共有を応用可能だと思いました。

と、いっても、実はすでに、発信は結構しているのです。

ただ、選手のキャラクターにばっちり密着するまでには至っていないので、これからの課題ですね。

▼パデルってそもそもどんなスポーツ?▼

最後に

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
2つお知らせです。

9月28日、個人情報保護法のセミナーをします。

個人情報保護法のセミナーをします。
KicSpaceHanedaという、スタートアップ向けの施設内なので、比較的スタートアップの方が多いのだろうと思います。

個人情報を扱わずに商品・サービスを提供するのが難しい時代になりました。

取り扱いを間違えると、大ダメージを食らうので、ぜひ一緒に勉強しましょう。

著作権法の講義動画を作成中です

著作権法は、1億総発信者時代には、かかせないものです。

実際、昨日も、知り合いの投稿がバチクソ著作権法違反で、怒られたらやばいなと思われるものがありました(可能性は限りなく低いですが、著作権者に許可を取っている可能性があるので、指摘出来てないけど)。

実は、アウトな投稿に満ち溢れていますが、企業側も、上手に権利を持ったままセーフなゾーンを拡大しています。

ちょっとだけサンプルをお見せしますので、出来上がったら、必ず申し込んでください!!笑

以上、ありがとうございました。

記事をお読みいただきありがとうございます。弁護士は縁遠い存在と思われないよう、今後も地道に活動をしようと思いますので、ご支援よろしくお願いします。