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汝の隣人を愛せよ

ごきげんよう。ラブレターとは何なのか、日々、その裏側に潜む真理を追い求め苦悩するホットリンクの石渡です。


もうこのメルマガを読んでくださっている方には申し上げることでもないですが、日常の当たり前が時に姿を変えるもの―――それがラブレター。



さて、皆さんはオフィスに入ったら、まず何をしますか?ほとんどの人が、挨拶をするのではないかと思います(「PCの電源を入れます!」とかなしです)。


ひとえに挨拶と言っても、その種類はたくさんあります。「おはよう」「おはようございます」「うぃ~す」等、様々です。


挨拶とは不思議なものです。気持ちのよい挨拶を受けると、こちらも気持ちよく返したくなる。最高な一日が始まる気がする。でも、無理やり言わされているような挨拶は、何だか気持ちが悪い。難しいものです。


挨拶のひとつに「ごきげんよう」というものがあります。家柄の良い方が使う挨拶、そのようなイメージです。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの「ごきげんよう」は、相手の健康を想い祝う祈りの言葉だと言われています。



皆さんの毎日はいつも幸せに満ち溢れたものでしょうか。前の晩のパートナーとの喧嘩、昨日の仕事のミス、これからやって来る謝罪の面談---大人になればなるほど、自分の苦悩はなかなかに表に出しにくい。まるで何事もないように振舞うこと、社会で生きていくには必要なスキルなのかもしれません。



----人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている



私たちに「大人の流儀」を教えてくれる伊集院静先生の言葉です。
皆さんの隣で「平然」と働いてる方も、本当は、誰にも言わない苦悩を抱えているのかもしれない。だからこそ挨拶を、そう「ごきげんよう」を贈りたい。



気怠い火曜日の昼下がりに私から貴方に贈るラブレター。


では、また次回、お会いいたしましょう。

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