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「自分」を解凍する


 今、住んでいる所に引っ越して来て新しい生活環境にも慣れ始めたかというときに、新型コロナが流行りだしたので4,5年間プライベートの外出は極力控えていた。 消毒するのが難しいと思って本もほとんど買わなくなっていた。(部屋が狭くなるのと、金銭的なことも考えて。)

今も、個人的にはコロナに対しては予防策は取っているけど、家族全員一回は罹ったし、今年、子どもが二回目に罹ったときに大人二人は罹らなかった(少なくても症状は出なかった)ので、しばらくは必要以上にピリピリしなくてもいいかなと思って興味の赴くまま外出するようになった。(最近、また流行っているみたいだけど…)

 コロナだけが原因じゃなくて、自分の家庭を持った責任を変に背負い込んでしまって、自分の好きなものや考え方、身体感覚を優先したら周りの「社会」に適応できないと思って、「自分」を抑える方向に傾き過ぎてしまっていたのだと思う。 自分が「壊れる」までやりすぎだと気付けなかった。

溜めに溜めた分が放出されたってわけじゃないだろうけど、今年は活発的に動けている。自分の中ではリハビリのつもりだ。

 先週、久しぶりに音楽スタジオでドラムの個人練習に入って来た。練習とは言っても、気ままにドラムを叩いているだけだけど。
 久しぶりに自転車に乗ったときのような感じで、しばらくは違和感があったがすぐに馴染んできた。と、いうか昔とはちょっと違うやり方でやってみようとイメトレしていたのが思いのほか出来た。

歩いて10分くらいで行けるところにスタジオがあるので、散歩がてら気負わずに続けてみようと思う。



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