メモ: 8月5日の日経平均暴落
日経平均が暴落した。
わたしは、かなりの痛手を負いました。
日ごろから、日本政府は財政破綻すると考えて、インフレ対策に株をせっせと買っていたので、すさまじい被害がでました。
3営業日前の8/1には、38781円です。
それが、8/5 引けには、31456円と2割近く減少するという、なかなかの暴落です。
特に、今日の下げ幅は、過去最大の下げ幅だそうです。
今回の下げは、原因不明の大暴落だ。
株価急落の要因
メディアによると、株価が急落した要因として、以下の4つが存在しているとのこと。
1.アメリカの景気減速への懸念
これは、理由としては弱い。
そもそも、雇用統計がわるかったといっても4.3%だから、まだ低い。
グラフをみても、急激に失業率が上がっているとは見えない。
アメリカ景気減速への懸念などと、ふわっとしたものが理由とは考えられない。
2.円高
ここ数日、ある種のパニックのような円高が進んでいる。
チャートをみると、7月11日から円高が継続していることがわかる。
7月11日、12日には、日銀が5.5兆円ほど為替介入をしていた。
この為替介入により、157円まで円を押し上げた。
そこから先は、今までのようにするすると円安方向に戻るのではなく、一気に円高方向に進むことになった。
31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%に引き上げる利上げが発表された。
どうもこの内容が、東京の上級国民コミュニティで、あらかじめ噂ばなしとしてひろまっていたのではないだろうか?
だからこそ、7月31日まで、じわじわ円高方向に進んだ。
そして、7月31日には152.7円から149.9円まで、3円近い円高が一気に進んだ。そこから、今日の141.7円まで円高が進むことになった。
FXやってる人は、たくさん被害にあったのではなかろうか・・
ここまで、急速な円高は、通常ありえない。
政策金利を0.25%に上げたことは、そこまで大きなインパクトがあった?
なぜ?
物価が2%で上昇しているのに対し、政策金利0.25%では、まだ実質的にはマイナス金利である。
それゆえに、この政策金利の引き上げにより、金融緩和の環境が変わったわけではない。
3.中東情勢
イスラエルがハマスの幹部を殺害したことによる、中東情勢緊迫であるが、これはほとんど影響ないとみなすべきだ。
なぜなら、原油価格が下がっている。
中東情勢の緊迫化であれば、原油価格は高騰するはずで、ここ数日の値動きはその逆である。
4.ヘッジファンドのカラ売り
可能性としては、あるかもしれない。
夏休みシーズン前に、カラ売りを仕掛け、個人投資家が狼狽売りをしたタイミングで、買い戻す。
これは、8月終わりになれば、確認できる。
8月末まで、日経平均下落が継続していなければ、今回の暴落は、ヘッジファンドのカラ売りである。
逆に、日経平均の下落が、8月末まで継続すれば、ヘッジファンドのカラ売りは関係ないといえる。
世界の株価
他の国の状況を確認する。
アメリカ:NYダウ
たしかに、下落しているものの、7月あたまの水準に戻っただけで、そこまで大きく下落しているわけではない。
中国:上海総合
下がりトレンドだが、ほとんど影響なし
ドイツ:DAX
DAXは、けっこうキツイ下げになっている。
日本と似ている。
イギリス:FTSE 100
イギリスは、さほど下げてない。
世界の株価からみて、世界的な不況が到来しているなどということはなさそうである。
AIバブルの崩壊であれば、もっと世界的に株価が下落するはずだ。
結論
わからん。
なぜ、ここまで日経平均株価がさがったのか、わからない。
もし、株価がすぐに戻るのであれば、ヘッジファンドのカラ売りが原因
もし、世界的に株価が下落(特にアメリカの株価が下落)すれば、日本市場は、暴落の先ぶれ
もし、日本の株価だけが低迷し続ければ、日銀の金融緩和が原因
といったところで、ここから先の動きをみないとわからない。
今後の方針
日本の経済力が、今後低下していくことは間違いない。
だから、株価が低迷した局面では、積極的に株を買っていく。
今日の損失を気にせずに、円を株に変える方針は継続する。
株は売らない。
買い増しあるのみ。
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