shu3の動画で音ゲー異種格闘技を思い出した話
今年の頭ぐらいにナポリの男たちにハマって、4人で作った動画や放送のアーカイブを漁ったりしている。結成当時から認知はしてたけど「個人動画の方が面白いだろ」という頭の固い2000年代後半のゲーム実況視聴者脳で、2016年からずっと見てなかったのを2021年にようやく見た。それまでもチラ見ぐらいはしたことがあったけど、総視聴時間6分ぐらいだったと思う。2000年代後半の視聴者という時点で丸わかりだが、「蘭たんすぎるhacchiは認知しててshu3は名前すら知らない」という状態だった。
そんな人間がどうしてナポリの男たちを見るようになったかはここでは省くが、この状態でハマって一番新鮮なのはshu3だった。何しろ他の3人は動画見てたし、蘭たんに至ってはナポリは見ずとも個人動画はゆる~く追いかけ続けていた。個人配信も見ていたので、蘭たんの話すshu3像からこういう人なんだろうなという知識だけはあった。初めて喋ってるところを見たときは「お噂はかねがね……」みたいな心持ちだった。
ナポリを見まくり、単純接触効果でshu3の個人動画見てみたいなあと思い、shu3の技術力がすごいことは存じていたのでマイクラMODの動画を漁り始めた。最初に松崎しげるMODを見た時点で「これリアルタイムで見てたら絶対ハマりまくってたな……」と確信したが、理想のコントローラーをつくる動画でとんでもない衝撃を受けた。この動画でshu3に一気にハマった。
その衝撃というのは、DEATH NOTEで夜神月がノートの所有権を放棄した後に再びノートに触れて記憶が全部戻ってきた感覚に近い。何を隠そう、私はこんな感じのノリの動画を見まくっていたからだ。2011~2012年ごろ、ゲーム実況から音ゲーに興味が移った私は音ゲー関係のMADやプレー動画を主に見ていたのだが、とりわけ「音ゲー異種格闘技」タグの動画が大好きだった。
音ゲー異種格闘技とは、本来とは違うゲーム用の専用コントローラで音楽ゲームをプレイする事である。
(概要)
音楽ゲームはアーケードゲームでも専用筐体を作られることが多く、
入力用インターフェースはボタンやレバーだけでなくさまざまなものがある。
例:ビートマニア→ターンテーブル ギターフリークス→ピッキングレバー ドラムマニア→パッド 太鼓の達人→タタコン 等。
そしてそれらが家庭用ゲームとして移植される際、必ずといっていいほど専用コントローラが発売される。
その専用コントローラを使用し様々な音楽ゲームの違った遊び方を提案するのがこの種目である。
(ニコニコ大百科「音ゲー異種格闘技」から引用)
音ゲー異種格闘技タグの動画は、音ゲーをやらない人にも見た目で面白さがわかるので見てほしい。音ゲーをやる人はより無謀さが伝わるので見てほしい。すごいけどバカなことをしている、の塩梅がちょうど良く私のツボに入り、このタグが付けられた動画は誇張抜きで全部見た気がする。最近は色んなものが画一化されていって、専用コントローラーがあるゲームも減っているけど(私は音ゲーぐらいしか知らない)、こういう遊び方もできるから専コンは大好きだ。
言ってしまえば上の動画はマイクラ異種格闘技なわけで、音ゲー異種格闘技を見まくっていたノスタルジーに打ちひしがれながら見ていた。マイクラにハマってたらこの動画もっと早く見てたかも知れないなあ、とも思った。でも今知れて良かった。
この動画を見て以来、自分はもっと前からshu3の動画をどこかで見ていた気がするという存在しない記憶が頭から離れないのだが、投稿年を見てどう計算しても私が見たことはないはずなので私がバグっているだけである。でもどっかで見た気がするんだよな。
余談だが、新入社員のとき研修でThinkPadを使っていたが加速度センサーがついてることは全然知らなかった。奇しくも私が初めて買ってもらったゲームは加速度センサーありきの「コロコロカービィ」だ。始まりはいつも加速度センサーからなのかもしれない。
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