白鴉例会とスリランカとライオンビールとマトンカレーと三宅隆太監督と締め切りと

 25日、白鴉例会。電車が遅れて遅刻。JRめ。2作。あいかわらず、他人の作品からだと、ほぼ即興で展開がすらすら思いつくなあとひそかに自画自賛。いや、自分の作品に活かせよと。言ってない展開もあり。終了後、スリランカへ。ほかの人たちが生中やらを頼む中、ひとりライオンビール。苦味強め。マトンカレー。井戸川射子氏を勧められる。岡和田晃氏にも、え、まだ読んでなかったんですか、と煽られてるからな。読むしかないな。石沢麻依氏も積んでいるのだが。
 帰り、過去に行なわれたあらゆる民営化へ呪詛。

 延びに延びて年が明けてしまった某企画について、来週中(2月26日からの週)にはなんとかなりそうな目途が立ったと連絡が。もうすっかり忘れてしまっている、というかもともと憶えていないかたが大半だとは思いますが、いよいよ読めるようになるはずです。いろいろ大変だったようです。創刊発案者である冨山一郎氏によるこの雑誌の紹介がweb岩波にアップされているようです。

 昨年「トーマス・ベルンハルトと子供時代」で参加させていただいた『Silence』にふたたびお声がけいただき、締切を抱えています。がんばってベケット初期の小説三部作読んでますが、関係するのかしないのか。たぶんしなさそう。大丈夫か。来るな6月。

 その前に3月の例会で提出予定の作品がまったく進んでおらず、時間よ停まれ。

 webでの三宅隆太監督のプロット講座を受けていて、プロットの前段階にシノプシスがあり、その前にトリートメントという段階があると知る。あくまで脚本の話ではあるが、トリートメントがA4用紙4枚であるのに対し、ここからプロットまでにA4用紙13枚まで行き、そしてA4用紙38枚の脚本ができあがるという。この事実を知って以来、私はいちどもプロットを書いたことないなと。プロット書きあげてる人たち凄い。リスペクト。せいぜいトリートメント段階で書いているのが私です。西村賢太氏はシノプシスまで書いていると言っていたらしく、やっぱしっかりしてんだなと。プロットではなくシノプシスと言っているあたり、しっかり勉強もしている。そんなこと誰も教えてくれなかったとか言ってる場合ではないな、もはや。

 ブリコラージュ好きの私ですが、それとはまったく関係なく、奇作『シャウト』でお馴染みのイエジー・スコリモフスキ監督の新作が今年公開とのことで、楽しみ。


さいきん読み終えた本
J.M.クッツェー『マイケル・K』(岩波文庫)

さいきん観た映画
『別れる決心』(パク・チャヌク)MOVIX あまがさき
『パーフェクトドライバー──成功確率100%の女』(パク・デミン)シネマート心斎橋


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